Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.07.20コラム...

今朝は歌仙会(年に一度の全員参加の玄人稽古会)の、「遊行柳」(ゆぎょうやなぎ)の稽古がありました。シテは鈴木啓吾氏、私は地頭を勤めさせていただきます。鈴木氏も気がつけば還暦というお年頃、20代から一緒にいますので、普段はあまり気にしませんが、手掛ける曲で年齢を感じます。
能の世界では老体は難易度の高いものです。「遊行柳」のシテは老木の精、以前は大先輩が舞われている、と思っていましたが、他人事ではなくなってきました。待ったなしで迫ってくる大曲、心構えも新たに、気張らなくては!

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