Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.12.08舞台のこと...

 今日も気持ちのよいお天気になりました。今朝は8時半から「翁」(おきな)の稽古能がありました。来月、もはや来年になりますが、1月九皐会で長山耕三氏が勤めます。いろいろなことが、通常の能とは違いますので、稽古能をさせていただけることは、たいへん有り難いことです。これからひと月、心身共に翁に向かっていくことになりますね。
 9時半からは今月の九皐会の申し合わせ、1部「江口」(えぐち)観世喜正師、2部「玄象」(げんじょう)桑田貴志氏という番組です。今年の九皐会もいよいよ納会です。
 そのあと、緑泉会で上演する「殺生石」(せっしょうせき)の稽古がありました。シテは鈴木啓吾氏、私は地頭を勤めさせていただきます。
 最後は1月九皐会で私がシテを勤めさせていただく、「國栖」(くず)の稽古をしました。前半は老夫婦で登場しますが、相方の姥には次男の恒成、親子で夫婦役をする日が来るとは…。天女は新井麻衣子さんで、こちらは慣れていますので、初役の親子チーム頑張らないといけませんね。子方、大海人皇子役には小島氏の御子息がつとめてくれます。可愛らしい皇子さまになりますね。こちらも宜しくお願い申し上げます。

観世九皐会1月定例会

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