Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.12.10舞台のこと...

 本日は12月九皐会当日、今年の納会となりました。一部「江口」シテ観世喜正師、二部「玄象」シテ、桑田貴志氏でした。
 どちらも納会に相応しく、大曲でした。「江口」は1時間55分、約2時間という長い上演時間でした。私は「玄象」の後見をさせていただきました。何度も手掛けておりますが、何度やっても、この曲の中入は忙しいです。今日も後シテは、ジャストのタイミングになりました。手順を一つでも間違えますと、命とりになりかねないので、焦らずに手際の良さが求められます。今日もなんとか無事に済みまして、ホットしました。
 本日もありがとうございました。明年は1月九皐会2部で「國栖」(くず)を勤めさせていただきます。こちらも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

観世九皐会1月定例会

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