Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.02.22舞台のこと...

 今日は若竹能の申し合わせがありました。能は吉野天人(よしのてんにん)、シテ鈴木啓吾氏。もう一番は大江山(おおえやま)、シテ桑田貴志氏でした。
 吉野天人は天人揃(てんにんぞろい)の小書が付いて、後半は大勢の天人が現れ、舞台狭しと舞います。キレイな演目ですね。
 大江山は酒呑童子を退治する、鬼退治の物語です。源頼光の鬼退治の軍団が活躍する物語で、シテは退治される酒呑童子(鬼)の役になります。かなり芝居チックな仕立てで、後半の大立ち回りが、見ものです。
 私は「吉野天人」の地謡の他に、仕舞5番の地頭も勤めさせていただきます。「嵐山」「田村」「龍田」「雲雀山」「山姥」、魅力的なラインナップですね。しっかり勤めさせていただきたいと思います。

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