観世流能楽師奥川恒治 能のHana

　今日は晴れて暑い日になりました。夏日の所も多いようで、梅雨前の夏のさわりですね。
　今日は午前中から、一日お稽古日で自宅と能楽堂とでさせていただきました。もう浴衣でもいいくらいの気温ながら、さすがに5月から浴衣は早いですかね〜😅。
　転勤族だったご家族が、この夏からいよいよ一つ所に落ち着く予定だそうで、お話がありました。現在仙台から通っていらっしゃいますが、最終候補地は埼玉県だそうで、その場合は蓮田のお稽古場が最適となるそうです。新宿の区民センターから始まったお稽古が、矢来能楽堂、高松、西荻窪と場所を変えながら、続いております。高松のお稽古場は、この方のおかげで始まり、いまや安定していて、今年1月には公演で「屋島」の能を勤めさせていただけました。高松は当初のことを思いますと、驚きのご縁です。
　ご都合のいい所でお稽古を続けていただくというのは、目指していたところなので、実現できていることは、とても嬉しいことです。本と扇があればできるお稽古なので、その点はとてもいいそうで、長く続けていただける要因の一つのようです。
来月から新しい曲が始まりますので、こちらも楽しみにしたいと思います。