能のHana

お稽古のこと

2017.07.28

さいたま新都心ホテルラフレの講座は、「俊寛」の2回目でした。能としまては、主人公俊寛の登場の場面になります。「江口」の時に勉強した十二因縁まで駆使して、自身の身の嘆きを謡うのは凄いですね。短いやり取りの中で、俊寛という人の人物像を浮かび上がらせることも、容易では無いながら、試みが素晴らしい。人として生業を求め生きる成経、康頼と、僧都でありながら不信心で、気位のままに生きる俊寛と、結果違ってくることはむしろ自然に思えます。3人の人生観に触れ、とどのつまり人の生が現代も大差ないと思い至り、得心がいった今回の講座でした。
オレンジプリが今日の天候にも絶妙のバランスで良く、皆さんで大喜びでした!

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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