Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2017.09.24舞台のこと...

第12回奥川恒治も済みました。準備期間が長いのですが、始まりますと早いです。「俊寛」は舞台展開がはっきりしていて、時間的にも長くないので、余計にそんな気がします。

事前講座の折に2面ご覧いただきまして、お好みをお尋ねしました。半々でしたね。ご参加の皆様、ご自身のイメージ合いましたでしょうか、また違う面だったとしたらしましたら、印象はいかがでしたでしょうか?HPのアンケートなどでお答頂けますと、幸いです。

本日俊寛が一番上に着ていましたもの、水衣といいますが、めったに出ることがなく、記憶の限りでは舞台上で見ていない装束です。玉虫色で光と角度によって、色々な色に見えるものでした。お席によって、こちらの動きによって、見えかたが随分と違ったと思います。俊寛の複雑で移り行く感情を映すには、最適な装束に思いました。こちらもいかがでしたでしょうか。

終わってすぐは気が張っていたのか、なんと言うことも無かったのですが、能楽堂で装束の片付けが終わりましたら、どっと疲れが出てきたようです。今日の会が本当の意味で終わったということでしょうか。一休みしまして、次に備えたいと思います。

ご来場の皆様には改めまして、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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