お稽古のこと

2018.11.01

お稽古を始められる方は、大方が初心者(完全にゼロベース)から、が大半で、随分と慣れたつもりでおりました。さりながら十人十色、一人一人考え方も感じ方も違うのですね。同じ説明をしましても、伝わるかどうかは、別の話なわけです。
20代の頃に、「お稽古は横に寄り添って、階段を一段ずつ一緒に登るように」と、教えて頂いたことがあります。なかなか実感が持てなかったのですが、ここに来まして合点がいくようになりました。お稽古を受ける方も、一つでも二つでも、納得のいくことが有りますと、嬉しいのですよね。
今日も改めまして、そんな実感を持ちました。相手が嬉しそうにしてくださると、こちらも嬉しくなります。お互いにお稽古が、楽しい時間になります。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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