舞台のこと

2019.02.11

本日は緑泉会の本番でした。能は河井美紀さんの「羽衣」と、中所宜夫氏の「弱法師」でした。懸念された天候も崩れず、大勢のお客様にご来場賜りました。
「羽衣」は小書が付きませんと、正面先に、松の立木の作り物を出します。ここに天人の衣を掛けて、物語が始まります。幕内で呼び掛けるシテとの距離もしっかりでき、呼び掛けはしやすくなります。徐々にワキ白龍と距離をつめ、展開も素直にいけます。舞う件はたくさんありますので、白龍さん随分楽しませ てもらえる感じでしょうか。
「弱法師」は地頭を勤めさせて頂きました。静かに四天王寺を語り日想観(じっそうかん)、狂い、父親との再会と起伏にとんでいます。シテと息を合わせて一曲を作ります。この辺りは、見所のご意見をうかがいたいところです。
祝言は弱法師に因んで、「難波」にさせて頂きました。
ともあれ、2日間無事に勤められました。ありがとうございました。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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