Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2021.03.15コラム...

 今朝は若竹会当日、朝8時には集合して、装束を着けての稽古会でした。ありがたいもので、面装束を着けて、本公演さながらに、稽古できることは画期的です。
 ここでは、シテやツレといった立役に地謡が稽古できるばかりではなく、装束の準備から着け方まで、学ぶことができます。装束も慣れるということはとても大切で、臆せず積極的に手を出していけるようにならなくてはいけないので、絶好の機会を与えられていることになります。
 かく言う私もそうですが、喜之家では大方がこの若竹会で学び、育っています。先輩が後輩に伝えていくシステムを、当代喜之師が作り上げました。稽古会を本公演と同じようにし、実践的に育てる場を設け、それを続けていることは素晴らしいことです。新人さんは、このチャンスをより活かして、ステップアップして欲しいと思います。

 一つお知らせです。このブログはメンテナンスのため、一週間お休みさせていただきます。来週22日月曜日から再開致しますので、またご愛読願えれば幸いでございます。今後とも宜しくお願い申し上げます。 

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