能のHana

お稽古のこと

2021.04.10

 今日は日差しのある間は気温も上がりましたが、夕方からはスッと気温が下がりました。汗ばまないように、冷えないように、着る物に苦労しますね。
 ご都合で1年ちょっとお稽古をお休みされていた方が、今日から復帰しました(祝)。久し振りにお目にかかりましたが、お元気な様子に安堵します。笑顔でお稽古場に入っていらっしゃって、感染症対策の新ルールを説明、お稽古に入りました。
 先ずは謡から、ご本人も疑心暗鬼ながら声を出しましたところ、しっかり出ました。満面の笑みが溢れ、こちらも嬉しくなります。続いての仕舞では、スムーズに体が動いてくれます。一くだりは、すぐに覚えてしまいました。
 「体が覚える」ということは、ある種反応のような事でもありますので、頭で考えなくても、体が動いてくれるんですね。暫く自転車に乗らなくても、何時でも乗ることができるのと同じです。体が覚えるためには、反復が必要で時間と手間が掛かりますが、その成果は素晴らしいものです。
 コツコツ積み重ねていく、私達の場合は「芸」という事になりますが、その素晴らしさを改めて実感できる、今日のお稽古日でした。

上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE