Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2021.07.07舞台のこと...
国立能楽堂の定例公演が無事に済みました。平日昼間の公演ながら、見所にはほぼ満員のお客様に、お出掛けいただきました。
大阪、九州の囃子方と久し振りにご一緒しましたが、どちらも公演は厳しい状況で、紋付きを着る機会、つまり舞台出演が、極めて少ないのだそうです。東京は減ったとはいえ、まだいいのだそうです。いつの世も良いところも、悪いところも有るので、今だけが特別大変とは言えませんが、渦中に居る身としましては、やはり大変ですね。多くの人が気軽に舞台を楽しめるように、一日も早く戻って欲しいものです。
「東方朔」(とうぼうさく)は、滅多に出ない曲なのですが、出る時は続くようで、来年も別の会で予定されています。工夫しがいのある曲なので、いろいろと凝って上演すると楽しいですね。
ご来場の皆さま、本日もありがとうございました。