能のHana

舞台のこと

2021.11.21

 本日は鈴木啓吾氏の一乃会の「清経・恋之音取」の本公演の日になりました。
 静まりかえった空間に笛の音が響き渡り、清経の世界が出現しました。舞台、楽屋、見所、すべてが音を出さないように心を配り、その中で成立する舞台は、特別なものがありますね。
 本日は会主の趣向で、仕舞は「砧」と「籠太鼓」、狂言は「清水座頭」と、いずれも夫婦の情愛を描いたものでした。様々な形の夫婦像が、昔も今も変わりなくあるものだと、改めて思わせられる、本日の公演でした。
 明日、11月22日は「いいふうふの日」なのだそうです。一つ勉強になりました(笑)。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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