能のHana

舞台のこと

2022.05.06

 本日は5月九皐会の申し合わせでした。1部「杜若」シテ中所宜夫氏、2部「殺生石」シテ長山耕三氏です。
 私は2部の「殺生石」の副地頭を、勤めさせていただきます。
 「殺生石」は白頭(はくとう)の小書、変え演出が付いています。通常の赤い髪の色が、白に変わって、ろうたけた狐の感じになります。天竺、唐、日本と渡り歩いてきた九尾の狐、退治され石となってもその力は凄まじく、空を飛ぶ鳥さえも落としたそうです。
 那須にはこの殺生石があり、私も何度か見に参りました。つい先日、この殺生石が割れたと、報道がありまして、慰霊祭なども執り行われたようです。「殺生石」の能が、なまなましく感じられますが、能の終わりのように「この後悪事を致すことあるべからず」と、なって欲しいですね。
 ご案内はこちらより。

観世九皐会5月定例会

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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