Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.06.13舞台のこと...

 今日は6月九皐会の、申し合わせでした。1部は「夕顔」(ゆうがお)の能に「山之端」(やまのは)の小書を付けての上演です。通常は出ませんが、大小前に藁屋の作り物を出したりと、随分変わります。シテは遠藤喜久氏です。
 2部は「葵上」(あおいのうえ)で、シテは新井麻衣子さんでした。
 その後、「県民のための能を知る会」の申し合わせもありまして、中森貫太氏の「半蔀」がありました。こちらは「立花供養」(りっかくよう)という、極めて特殊な小書での上演です。
 私は「夕顔」の地謡に、「鵺」(ぬえ)の仕舞を勤めさせていただきました。今日は源氏物語dayで、夕顔の上と六条御息所の日になりました。「立花供養」の後見は、色々と課題がありますので、宿題にしてゆっくり考えたいと思います。

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