Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.07.18舞台のこと...

 今日から夏本番のようで、日中は気温もぐっと上がりました。熱中症をはじめ、コロナの再流行など気かがりなことが多い夏です。心して過ごさなくてはですね。
 日曜日は若竹能で「善知鳥」(うとう)を勤めさせていただきます。明日は申し合わせとなりました。
近年の工夫で、奥さん(ツレ)と子供(子方)が後から出るやり方に致します。前シテは富山県館山で、後半は青森県外の浜という、離れた場所です。僧(ワキ)は館山で猟師の亡霊に遭い、頼み事をされて外の浜へ行きます。以前は最初にツレと子方が出ていました。前シテは舞台には入らないものの、同じ空間に居るのは、場所が違うということが分かりづらかったです。前シテが中入した後、別に二人が出てきて着座、場所が外の浜に変わった、という方がわかりやすいですね。こちらで上演させていただこうと思います。よりお楽しみいただくための工夫を凝らして参ります。
 当日のお席もご案内可能です。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

若竹能 7月公演

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