Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.07.31舞台のこと...

 今日は台東薪能の当日でした。雷雨の予報もあり、残念ながら浅草公会堂での室内公演となりました。今回はその判断が功を奏し、上演中は警報が出るほどの激しい降りとなりました。とはいえ、公会堂に場所を移したおかげで、上演にはなんら障りはなく、終演後外へ出れば雨は上がっているという、タイミング的にはよいものになりました。
 能は「清経」(きよつね)と、「一角仙人」(いっかくせんにん)の2番でした。「一角仙人」は、干ばつ解消のための雨乞いの能ですから、雨龍がはりきって大活躍だったようですね。少し暑さも和らぐとありがたいのですが…。
 本日は完売の有り難い公演でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。来年は浅草寺の境内で、上演できるといいですね!

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