Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2017年05月19日舞台のこと

第12回奥川恒治の会のリーフレットが出来上がました。本日はご希望してくたさる皆様に、ご案内の発送を致しました。会員制にしているわけではないので、ご希望方皆さんにお送りしています。このご案内を受けとると、「売り出し日より早くお申し込みいただける」という特典?が付いています。今年は「俊寛」という曲で、現在物(生きてる人のリアルタイムな芝居)なので、解りやすいと思います。曲の詳細はHPでご紹介致しますが...続きを読む

2017年05月18日舞台のこと

緑泉会の申し合わせが済みました。曲目は杉澤師と津村師の「蝉丸」と鈴木師の「通盛」でした。2曲共になかなかヘビーな曲です。「蝉丸」は後見のお役をいててだいております。何度かさせて頂いておりますが、舞台上で装束を変えるのは、骨がおれます。特に「蝉丸」の場合は、鬘を取り、僧の帽子を着けます。頭に被るものは、大方形が出来上がっていますので、頭上で固定することに神経を使えばいいのですが、僧の帽子の場合は、形...続きを読む

2017年05月17日舞台のこと

14日(日)九皐会での「杜若」は色々な反響をいただき、改めて感謝申し上げております。この度の「杜若」は地頭が遠藤喜久師、主後見が鈴木啓吾師でした。いまを去ること数十年前、矢来能楽堂で一緒に暮らし、修行を共にした兄弟です。その三人で舞台の主だった所を、先輩方の手を借りず勤めました。二人にとっても、きっと感慨深い舞台だったのではないかと、思っています。思えば、兄弟たちと一緒におもいっきり舞台を勤められ...続きを読む

2017年05月16日日々のこと

14日(日)に九皐会で勤めさせて頂きました、「杜若」の感想をお寄せいただいております。20代の頃はお手紙で頂くことが多く、それを楽しみにしていたこともありました。近年は通信手段の発達で、メールのような形で頂くことが増えました。ご覧頂いた感想は、良きにつけ、悪しきにつけ、糧になります。貴重なお時間と、お気持ちをいただくことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

2017年05月15日舞台のこと

「杜若」は上演頻度高い曲です。私も地謡、後見を幾度となく勤めさせていただいております。シテは以前稽古能でさせて頂いたことがありましたが、本公演では昨日が初役でした。 前半の問答は一つ一つが長めで、体力がいります、後半着替えてからは、長い時間舞通しです。舞台上で着替えるので、 気を抜くことができません、その点もきついところではありました。謡と舞共に充実したボリュームのある曲なので、終演後はヘロヘロ...続きを読む

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