Hana - Part 30
2021年11月23日 お稽古のこと
 今日は秋晴れ、昨日の空模様がウソのようです。午前中から自宅でのお稽古日になりましたが、お弟子さんにお出かけ頂くにも、気兼ねなくてありがたいです。  お稽古を始めて半年ほど経った方、謡を始めた当初は、10分程謡うと喉が辛いと仰っていましたが、今では悠々と30分お謡になります。ご本人も苦にならないそうで、お声も稽古を重ねるごとに、力強く出るようになりました。  人間の身体は使ってこそ、というとこ...続きを読む
2021年11月22日 お稽古のこと
 今日は曇りのち雨の予報で、夜には雨が激しく降るということでした。夕方頃は雨あしも激しくなりましたね。  能には修羅物というジャンルがありまして、これは武将、多くは源平の武将を主人公にしています。  能の場合は太刀を腰にはいていますので、その太刀を抜いてということになります。仕舞の場合は扇一本しか持っていませんので、この扇を太刀にして舞います。  扇を太刀の代わりにする訳ですから、扇の扱いは...続きを読む
2021年11月21日 舞台のこと
 本日は鈴木啓吾氏の一乃会の「清経・恋之音取」の本公演の日になりました。  静まりかえった空間に笛の音が響き渡り、清経の世界が出現しました。舞台、楽屋、見所、すべてが音を出さないように心を配り、その中で成立する舞台は、特別なものがありますね。  本日は会主の趣向で、仕舞は「砧」と「籠太鼓」、狂言は「清水座頭」と、いずれも夫婦の情愛を描いたものでした。様々な形の夫婦像が、昔も今も変わりなくあるも...続きを読む
2021年11月20日 舞台のこと
 秋の心地好い青空の中、山口県の宇部華友会は発表会を滞りなく済ませました。今年で3回目になります。何度やっても慣れることはありませんが、確実に進歩しています。  昨年はコロナ禍で、発表会とはいうものの、お客様のご案内は控え、内々の会にしました。今年はそういった制限を設けなかったので、多くの方にご覧いただけました。皆さんお仲間にご案内ができたようで、終演後は多くの方がお知り合いと談笑をされていまし...続きを読む
2021年11月19日 舞台のこと
 本日は明後日、21日㈰開催の、同門鈴木啓吾氏の一乃会の申し合わせがありました。曲は「清経」(きよつね)、恋之音取(こいのねとり)という小書を付けての上演となります。  たいへん重い扱いの小書です。平清経が妻の夢枕に現れる時、笛だけが演奏をして、清経が橋掛りを進んで妻のもとへ行くのです。笛の一管となるため、通常の人数が舞台上におりますが、楽屋も含め静まりかえった状況で進行します。  清経は入水...続きを読む
2021年11月18日 お稽古のこと
 今日はうっすらと雲が広がる空模様になりました。本日は蓮田市慶福寺でのお稽古でした。  お休みの人もなく、皆さんお稽古にいらっしゃいました。そして夜の大宮のお稽古まで、一人も休まず全員出席は、珍しいです。このところの、お仕事が忙しくて、お稽古にいらっしゃれなかった方は、もはやレアキャラの勢いです。とにもかくにも、皆さん出席で、良いお稽古日になりました。  明後日の宇部華友会の発表会に、蓮田から...続きを読む
2021年11月17日 コラム
 早朝は曇天でしたが、ほどなく青空に戻り、今日も好天になりました。  本日は「葵上」の講座の3回目になりました。今月5日に矢来能楽堂で、古式という上演形式でご覧いただきました。前回古式演出につきましては、詳しく講座で解説しましたので、これからは現行演出のお話しも含めながら、進めて参りたいと存じます。  本日は六条御息所の登場シーンにスポットを当てました。古式と比べますと、青女房という架空の登場...続きを読む
2021年11月16日 コラム
 こんな事もあるのかと、驚きました。昨日羽田から飛行機に乗って、高松へ參りました。一晩泊まり、朝一番の飛行機で戻ったのですが、機内に入って「あれっ!」と。飲み物をいただく時に、「昨日もお乗りでしたか?」と本日のキャプテンさん。「はい」と私、「とんぼ返りですね!」とニッコリ。よく見ますと、同じチームなのか、見覚えのある顔が他にもちらほら。こちらはともかく、大勢のお客さんの中、昨日の事とはいえ、一人の...続きを読む
2021年11月15日 お稽古のこと
 本日は高松のお稽古に参りました。このところ好天続き、高松も気持ちよい日になりました。飛行機の搭乗者も少し増え、日常を取り戻しつつある感がして、嬉しいですね。  皆さんお変わりなく、お稽古にいらっしゃいました。こちらは来年2月に発表会を予定しております。少し時間を取ってありますので、しっかりとお稽古を積んで、臨んで頂きたいと思います。  最近始めた大学生がなかなか筋が良く、直した所をすぐに実践...続きを読む
2021年11月14日 舞台のこと
 本日は11月九皐会でした。私は2部の「玄象」(げんじょう)の後見を勤めさせていただきました。  シテは遠藤喜久氏、女房役のツレは鈴木啓吾氏、大臣は弘田裕一氏、龍神は次男恒成が勤めさせていただきました。  喜久氏と鈴木氏とは、能楽堂で文字通り同じ釜の飯を食い、共に修行をした兄弟弟子です。こういった形で一緒に舞台に立てることは、ありがたくも嬉しい事です。「玄象」の中入の間の時間は短く、手違いが1...続きを読む
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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