Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2023年05月29日舞台のこと

 今朝は8時半から「實盛」(さねもり)の稽古がありました。10月九皐会で上演する曲ですが、6月9日㈮の九皐会申し合わせ終了後、稽古能を致します。私は地謡の中では3番手なのてすが、勉強にと稽古能の地頭を、拝命しました。  シテは中所宜夫氏、1年先に住み込み修業を始めた、兄弟子です。その当時は、こんな日が来るとは夢にも思っていませんでしたが、月日というのは確実に過ぎて行くのだと改めて実感しました。 ...続きを読む

2023年05月28日舞台のこと

 本日は緑泉会でした。私は能「草子洗小町」(そうしあらいこまち)の、後見を勤めました。  前半は小町の自宅で歌会の歌を詠むシーンで、幕際で終始しますので、舞台に入ることもなく、すぐに済みます。  この後の中入が問題です。短い時間内に、装束を変えなくてはいけません。時間的にはかなり厳しいので、ミスは許されません。そんな時に限って、トラブルはやって来ます。糸と針を使って装束を止めることがあります。...続きを読む

2023年05月27日舞台のこと

 本日は国立能楽堂で、外国人向けの公演がありました。公演のパンフレットも多彩な言語で解説されていまた。英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、日本語と実に6カ国語で、書かれていました。最初の解説は英語、いや〜いよいよ世界の能になってきた気がします。  曲は「邯鄲」(かんたん)、場面転換がハッキリしていますので、外国の方にご覧いただくにもよかったのではないでしょうか。  終演後、急いで移動...続きを読む

2023年05月26日舞台のこと

 今日は午前中に、日曜日の緑泉会の申し合わせがありました。この会は目黒の喜多能楽堂で開催しておりましたが、喜多の舞台が改修工事に入ったため、矢来能楽堂に移っての開催です。私にとりましては、慣れたホーム舞台ですから、大変有り難いです。  曲は「草子洗小町」(そうしあらいこまち)、シテは坂真太郎氏です。小野小町、紀貫之、大伴黒主など、名だたる和歌の名手が、帝の御前で歌を競う、完全なフィクションです。...続きを読む

2023年05月25日お稽古のこと

 雲が多めの空ながら、予報では雨の心配はないとのことで、傘を持たずに出掛けました。予報通りでしたね!今日は蓮田市慶福寺でのお稽古でした。  先日高松の受験生の事を書きましたが、こちらにも一人います。7月16日㈯が、東京でのゆかた会です。毎年出演しているのですが、今年は模試の日と合ってしまったそうです。学校の先生に確認したところ、模試を受けるようにとのことだったそうで、今年は残念ながらゆかた会は欠...続きを読む

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