Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2024年06月09日舞台のこと

 今日は曇天の空模様ながら、雨は降らず湿度はありましたが、気温はそれほど上がらず助かりました。  今日は華寶會、「鸚鵡小町」(おうむこまち)の本番でした。シテは観世喜正師、地頭は観世銕之丞師、ワキの野口能弘氏は披演でした。上演時間は、1時間55分だったそうで、やはり押しも押されぬ大曲でした。  今月は、「姨捨」、「鸚鵡小町」と老女物という、取り分け扱いの重い大曲が続きました。滅多に無いことです...続きを読む

2024年06月08日舞台のこと

 今日は白石蔵王で同門、小島英明氏が能「葵上」(あおいのうえ)を勤める公演がありました。夕方6時から始まった公演で、「葵上」はロウソク能の形式で上演されました。ロウソク能と申しますのは、本物のロウソクを使い、その灯りに照明を混ぜてご覧いただくものです。雰囲気はとてもいいのですが、生火を使うということは、多少なりとも危険をはらんでいます。そこで、現代はロウソクの形をした照明具を使って、安全に快適にロ...続きを読む

2024年06月07日舞台のこと

 今日は雲の多い日になりました。気温湿度共にそれなりでしたが、風がありましたので、助かりましたかね。  昨日国立能楽堂で申し合わせが済んでから、少し時間が取れましたので、図書閲覧室に立ち寄りました。目当ては来月若竹能で上演予定の「善知鳥」(うとう)でした。限られた僅かな時間だったので、流儀の大先輩野村四郎師と浅見真州師の、舞台を拝見しました。勉強になることはもとより、在りし日に舞台や酒席をご一緒...続きを読む

2024年06月06日舞台のこと

 今日も朝からいいお天気です。昨晩高松からの帰りは時間が掛かりました。東京駅で中央線に乗ってすぐに、高円寺駅での人身事故の放送、運転再開の見込は不明とのことでした。それならばと、地下鉄丸ノで荻窪駅まで乗車。荻窪駅で確認したところ、電車は動き出したものの、はるか遠くにいて、到着時間も乗車可不可も不明とのことでした。まぁ、そうかな〜、とも思っていましたので、荻窪駅から自宅まで歩くことにしました。タクシ...続きを読む

2024年06月05日コラム

 本日は香川県高松市の付属の小学校での、公演でした。善竹家の学校公演なので、狂言「盆山」(ぼんさん)と菌(くさびら)の2番に加えて、私たちの「羽衣」をさせていただきました。  昨年12月に大学で学生さんに講座をさていただいたご縁がありまして、付属の小学校へ伺うのは楽しみにしておりました。児童たちも事前ワークショップのお稽古から、本日の参加型の公演を楽しみにしていたそうで、一生懸命舞台で頑張ってい...続きを読む

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