2018年06月02日 舞台のこと
今日は鎌倉の県民能でした。 「富士太鼓」と「放下僧」で、2曲の後見を勤めました。 「富士太鼓」は着せたり、脱がしたりと、なかなか厄介な仕事がありまして、何度しましても大変です。 今日は比較的スムーズに、済んだと思います。相方も遠藤喜久氏だったので、なんとなく呼吸も合います。兄弟弟子というのは、すごいものです。 「放下僧」は中入が忙しいのですが、こちらも時間内に納められましたので、良しとしましょうか。 お天気に恵まれた週末の鎌倉は、大変な賑わいです。菖蒲や紫陽花といった花々も、寺院を美しく彩っている頃でしょうか。 梅雨入り前の晴天、貴重な晴れ間になりましたね。 本日もご来場の皆様、ありがとうございました。
2018年06月01日 コラム
今日から6月になりました、衣替えですね。上着を着ていないクールビズの方も、多く見掛けました。 夏越祓(なごしのはらえ)もして、半年の厄を落としたいと思います。明後日は白石蔵王で小島英明氏の会がありますが、その申し合わせが今朝矢来能楽堂でありました。 今年は「融」を「舞返」(まいかえし)という替え演出で上演されます。舞の部分がボリュームアップしまして、見る楽しさが増します。装束もちょっと違えて、それもまた、面白いですね。 この度はありがたいことに、完売とのことでした。ご来場いただく皆様に、お楽しみ頂けるように、私も及ばずなから、伺わせて頂きたいと思います。
2018年05月31日 コラム
今日は箱根のポーラー美術館に参りました。随分と凝った建物で、先ずは外観を見ても楽しめます。エントランスの透明な屋根は、今日のような雨の時に楽しさを増します。 キレイな美術館で、写真撮影も可能、ダメな物もありますが、面白い美術館です。 結婚して25年、久し振りに家内と二人で出掛けました。ちょいと雨模様でしたが、箱根を楽しみました。振り返ってみますと、早いものです。 二人で始めましたが、現在はありがたくも家族が増えました。やがて、二人に戻るのでしょうかね、 そんなことが現実的な話になってきまして、更に驚きます。 まさに、 一寸の光陰、ですね!
2018年05月30日 コラム
箱根神社に参りました。お天気がいささか怪しかったのですが、参拝中は曇天のまま降らずに我慢してくれました。ありがたい! 箱根神社の宝物館では「曽我兄弟物語」という、特別企画をしていました。およそ素通りするわけもなく、しっかり拝見しました。誇り高くも 、最後は悲しい結末になりますので、厳しい面もありますが、しっかりと受け止めたいと思います。 薄緑丸(うすみどりまる)と微塵丸(みじんまる)、源氏重代の太刀といわれるのもが、飾られていました。 微塵丸は兄十郎が、薄緑丸は弟五郎が、仇討ちの際に使ったと言われているそうです。 なにやらとても身近に感じることができました。 ...続きを読む
2018年05月29日 舞台のこと
今年は9月30日(日)に第13回奥川恒治の会を致します。些か気の早い事ですが、チラシが出来上がりましたので、ご案内申し上げます。今年の演目は「砧」です。 作者の世阿弥が、後世の人には解らないだろう、と言った程の自信作です。師匠のお免しを頂けたことも幸いですが、といってそれでいいわけでもありません。これからしっかり取り組みまして、当日に臨みたいと思います。 仕舞は「籠太鼓」観世喜之師、「女郎花」観世喜正師と、夫婦を題材にした曲でまとめました。狂言は「佐渡狐」を野村万蔵師に願います。 「砧」の囃子は小鼓を私の師匠の幸清次郎先生に、大鼓を人間国宝亀井忠雄先生にお願いしました。ご出演の先生方のお力添えを賜りまして、当日は勤めさせて頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2018年05月28日 コラム
注文していました「狩衣」のツユが出来上がりました。組紐職人の江口氏に製作して頂きました。 江口氏の組紐は仕上がりが美しく、使い勝手の良い逸品です。色はもとより当方の使用状況や、希望など細かに打ち合わせることができ、私にはわからない、組紐のやり方などご提案いただけますので、とてもありがたいです。 こういった製作者の気持ちが伝わるような、品物を納めていただきますと、こちらもより大切に使っていこうと、襟を正さざるをえません。 「これで私の代は持ちますね」と申し上げれば「それは困った」と答える江口氏。満面の笑みが人柄を表し、ついつい会話も弾みます。 もう一つ頼んでいる物があります。こちも仕上がりを楽しみに、待ちたいと思います。
2018年05月27日 コラム
本日は矢来能楽堂で同門坂真太郎氏の、社中の会がありました。先週の遠藤喜久氏の会に続き、好天に恵まれ、ご出演のお弟子さんにとりましても、ご来場のお客様にとりましても、ありがたい日が続きました。 坂氏の会は亡父真次郎氏の十三回忌追善の会で、真次郎氏の頃からのお弟子さんも多くご出演でした。皆さんそれぞれに胸に秘めたものが、あったことと存じます。 今月は三代能から始まり、ありがたいことに、催しの多い月になりました。いろいろありましたが、大過なく済ますことができました。 また、気を引き締めて来月に臨みたいと思います! 
2018年05月26日 舞台のこと
甲府武田神社の薪能が今年も済みました。お天気にも恵まれまして、薪能日和になりました。 舞囃子「屋島」、狂言「蝸牛」、能「土蜘蛛」でした。 「土蜘蛛」は少し工夫を加えての上演になりましたので、お客様も能楽堂でご覧になる時より、お楽しみ頂けたのではないかと思います。 来年は記念の会になりまして、大曲「道成寺」上演予定です。来年も益々楽しみな、武田神社の薪能になりますね!
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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