Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2023年09月20日コラム

 本日は埼玉県の三芳町の小学校に、学校巡回公演で参りました。午後の公演だったので、少し雲も出てくれて、多少なりとも陽がかげってくれましたので、助かりました。  小学校は全校児が参加してくれました。狂言の体験は、みんな楽しんで体験してくれたようで、盛り上がりました。  舞台はよく見てくれまして、質問が活発に出ました。今回の鑑賞と体験をきっかけに、これから日本の文化、芸術に興味を持って、積極的に挑...続きを読む

2023年09月19日舞台のこと

本日は第18回「奥川恒治の会」の入場券の発売日となりました。今回の曲は平治の乱で命を落とした、源義朝の次男、朝長の物語です。朝長は数え年で16歳という若さで、戦の犠牲となりました。父親の義朝にとりましても、息子朝長にとりましても、過酷な戦でした。敗者が語る戦の無情を、余すこと無くお伝えする曲です。
 
詳細は下記ページにてご案内申し上げます。 https://nohnohan...続きを読む

2023年09月18日舞台のこと

 今日も真夏のような暑い日になりましたが、お彼岸を過ぎた頃からは、秋らしくなるとの予報で、待ち遠しく思われます。  11月26日(日)の第18回奥川恒治の会の入場券の発売日が、明日となりました。今回上演曲の「朝長」は、修羅物屈指の大物です。平治の乱で、大敗する源義朝は再起のため、関東を目指します。次男の朝長は落ち武者狩りで、膝を深く矢で射られ、無念の死を遂げます。  能では朝長の最後を看取った...続きを読む

2023年09月17日舞台のこと

 本日は9月九皐会でした。1部能「蟻通」(ありどうし)シテ遠藤和久氏。2部能「梅枝」(うめがえ)シテ駒瀬直也氏でした。  私は2部「梅枝」の後見を勤めさせていただきました。前半は作り物が大小前に藁屋(わらや)、正先に鞨鼓台(かっこだい)と、大きな物が二つ出ます。藁屋は最初シテが入った状態で舞台へ出し、シテは扉を開けて中から出てきます。その扉は、後から出てくる鞨鼓台が目を引く頃に、そっと後見が閉め...続きを読む

2023年09月15日舞台のこと

 今日は朝から濃い一日になりました。午前9:30から緑泉会の申し合わせで、一日が始まりました。  能「絵馬」シテ桑田貴志氏でした。私は後見が多いのですが、「絵馬」で久しぶりに地謡に参加しました。  緑泉会の申し合わせの後、九皐会の事業委員会がありました。来年の事業計画の確認、再来年の事業計画、追加となる巡回公演など、これからやって来る繁忙期を含め、案件が目白押しでした。  午後からは九皐会の...続きを読む

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