2017年06月18日 舞台のこと
能を知る会の東京公演が済みました。本日は国立能楽堂に、満員のお客様にご来場賜りました。ありがとうございました。能は「一角仙人」、額に1本の角を生やしている仙人のお話しです。内容は神通力の強い仙人が龍神を閉じ込めたため、雨が降らなくなり、刺客に美しい女性を派遣し、お酒を飲ませて酔った隙に龍神が脱出するという、わかりやすいお話です。場面転換もよく、面白い能なのですが、舞台上に出すものが多いのです。龍神...続きを読む
2017年06月17日 舞台のこと
左右の長さを調整する前ですが、7月1日(土)の桃李の会の「道成寺」で使おうと思っている、大翼元結(髪飾り)が出来上がりました。久しぶりに作ったので、暫し格闘の末の完成でした。大きい紙が、髪飾りになったわけです!赤い棒は打杖という、鬼女の武器のようなものです。こちらも今回新たに作りました。形になる物が次々と出来上がっていきますと、気持ちも高揚します。打ち合わせを進めながら、期待も高まります。ありがた...続きを読む
2017年06月16日 お稽古のこと
今日はさいたま新都心ホテルラフレの「杜若」最終回でした。「草木国土 悉皆成仏」ここに到達点にした所に、この曲の自由さの到着点を見出だしたように思います。伊勢物語というある意味自由な物語を元に、美しく自在な曲にしたと思いました。デザートのマンゴープリンにはザクロのソースが程よいアクセントでよろしく、ココナッツ団子は柔らかで、劇中の二人のようでした。 さて、来月からは平家物語の世界、「俊寛」の物語で...続きを読む
2017年06月15日 コラム
小学生から稽古を始めて、中学校入学時には、玄人志望になった子がいます。現在中学3年生になり、受験勉強と並行して稽古を進めています。「感覚的に覚える」を中心に稽古しますが、ある程度の理論も必要になってきます。なぜ?という疑問を持つべきですし、その答えもわからなくてはいけません。たまに節の無いところで、節を謡ったりするので、上謡(小段)の所を譜面に書かせてみました。100点満点とはいきませんが、大方解...続きを読む
2017年06月14日 お稽古のこと
さいたま新都心のホテルラフレの無料体験講座が、明後日16日(金)の16時と近付いて参りました。ここでは今更改めて聞くのも、といったようなことにスポットを当てて、お話しします。今回は能楽の囃子にてついてです。「五人囃子の笛太鼓〰🎵」の由来やら、各楽器の特徴やらお話し致します。お申し込みもまだまだ受け付けておりますので、ご興味のある方は、ぜひお出掛け下さい。詳細はこちらです。↓ http://noh...続きを読む
2017年06月13日 コラム
ゆかた会の稽古も進み、形になってきますと、話題は着る物へ、やはり女性は気にされますね。しかしこの話題が極めて苦手、何故ならば女性の着物がよくわかっていないのです。が、装束を扱っているイメージで勘違いをされるようです。専門的な細かい話になりますと、ほぼノックダウン状態。以前、「ファッションショーじゃありませんから、何でもいいですよ」と言って、あとで苦情を言われた苦い経験があります。心を入れ換え、少々...続きを読む
2017年06月12日 コラム
偶然先日の味方玄師の会で能を舞われた方とお目にかかりました。随分前からの知り合いではありますが、久しぶりにゆっくりお話しできました。先日舞った能が初めてで、本番が一番楽しかったそうです(スバラシイ!)。舞台は後戻りできないので、始まると進むしかありません。教えた人も関係者も全力で無事を祈ります。終わってから、「楽しかった」とか「やって良かった」と言われると、本当に嬉しいものです。舞台に一緒に出る、...続きを読む
2017年06月11日 舞台のこと
九皐会の定例公演が済みました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。能「賀茂」の地謡と能「蘆刈」の後見を勤めました。どちらも無事に済みまして、ほっとしております。とりわけ「蘆刈」は主後見(責任者)だったので、緊張感高かったです。細々と仕事のある曲で、副後見の小島師と手分けをして進めました。懸案の物着(衣装替え)は、事前の準備を万端整え臨みました。なかなか100点という訳には行きませんが、ご迷惑を...続きを読む
2017年06月10日 お稽古のこと
ゆかた会間近の貴重な稽古日になってきました。さりながら、高校生が学校公開日にのために欠席。これは残念ながら仕方ないですね。本人としても些か危惧をいだき、振り替えできますか?と。やりくり厳しいスケジュールながら、そのやる気には応えたい!やる気は何より大切。というわけで時間を作ります。彼とは小学校低学年からの付き合いになりますが、高3とは早いものです。大きい子なので、小学5年生の時には、既に僕より身長...続きを読む
2017年06月09日 舞台のこと
明後日の九皐会の申し合わせが済みました。中所宜夫師の「賀茂」と永島充師の「蘆刈」の能です。 上賀茂神社には式年遷宮の時に伺う機会があり、参りました。舞台の前だったので、時間的には早すぎ、中には入れなかったのですが、御守りはいただけました。御守りは屋根の木でできています(自慢)!古より伝わる京を守る一之宮の物語、華やかで見ごたえがあります。 「蘆刈」は大曲ですね。前半の蘆売りと後半の武士とでは全...続きを読む
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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