2019年02月28日 コラム
役者希望の女の子が、お稽古に来ています。今日はその子の卒業公演を、拝見に伺いました。 日本舞踊、ダンス、朗読劇と1年間スクールで習ったことを、披露してくれたようです。私たち古典芸能の者からみますと、1年は短いように思いますが、濃密な時間なのでしょうね。努力の成果が表れていました。真っ直ぐに、ひた向きに取り組んでいる姿は、心打たれるものがあります。 朗読劇の内容が、長崎の原爆を扱った話だった...続きを読む
2019年02月27日 コラム
今日はさいたま新都心ホテルラフレの講座でした。毎年冬の時期は、窓から富士山が見えて、その眺望を楽しみにしているのですが、今年は残念ながら見れません!美しい山影を次回は見られないものかと、思います。 「巴」の講座も4回目となり、義仲の武勇を語る件です。この辺は歴史的にも面白く、調べているこちらが楽しくなり過ぎて、資料作成が遅々として進まない弊害があります。おかげで講座は、読み解きと言うよりも、歴...続きを読む
2019年02月26日 お稽古のこと
お稽古を長いこと続けていますと、以前稽古した曲を提案してしまうことがあります。稽古した曲の表を、お人お一人に作っていますので、めったに無いことですが、稀にそんなケースも。ご本人も半信半疑で、稽古を始めてみたものの、どうも以前習ったような…!ご自宅に戻って確認したところ、ご自身の控えに、しかとあったようです。 さっそく曲を変更、どういったタイプの曲がご希望かお尋ねします。動く物、静かな物、男物、...続きを読む
2019年02月25日 コラム
四国高松の「六萬寺イベント」を始めて2ヶ月が経ちました。おかげさまで2度目はお客様も増え、初回の倍の来場数になりました。「次回も来ます」と、言っていただけるのが嬉しいです。 高松でお力添えを願える方を探しておりましたところ、偶然にも出会いました。驚くべき確率ながら、ご縁というものは素晴らしい!六萬寺のお話をしましたところ、ご助力願えるとの事でした。こちらも自身の利益の為ではないので、お話しもし...続きを読む
2019年02月24日 お稽古のこと
だんだんと春めいて参りました。日中は気温も上がり、心地好い日でしたね。 今日は週末にいらっしゃる方のお稽古日でした。お一人体調不良でお休みの方がいらっしゃいましたが、皆さん元気に、お稽古にいらっしゃいました。 謡のお稽古では、以前謡えた節が謡えず、四苦八苦することがあります。一度つまずいた時に、どうしてもイメージができてしまい、修正しにくくなるケースもあるのです。ただ、以前同じ節を、別の箇...続きを読む
2019年02月23日 舞台のこと
本日は5年に1度の小山の公演でした。小山には「小山安犬」(おやまやすいぬ)という、復曲した能があります。小山氏を題材とした物語で、現在物です。親子の情愛、武士の心意気といったものを折り込み、展開の早い、見るに飽きさせない曲となっています。上演時間も1時間に足らず、普段能を見ない方にご覧頂くにも、とても見易く良い曲だと思います。 鑑賞の方も活発で、この度は定員1,200名のところ、2,500名の...続きを読む
2019年02月22日 コラム
今日はお休みをいただきました。せっかくの好天なので、何処かへ繰り出すには絶好の日でしたね。近所を歩くだけでも、気持ち良かったです。 時間のある時でないとできない仕事も有りまして、今日はゆっくり時間を掛けて致しました。 稽古場は杉ながら板張りです。ここの手入れ兼、掃除のために使っているのが、ぬかを炒ったものです。これを布の袋にいれて、板の上を押し歩きます。掃除はもとより、板に艶と舞うときの滑ら...続きを読む
2019年02月21日 お稽古のこと
今日は蓮田市慶福寺のお稽古日でした。日中は気温がだいぶ上がるようになりまして、ありがたいことです。境内の垂れ桜は、少しずつ春を感じ始めているようで、今年の春も楽しみになります。 前回の謡のお稽古で、随分手こずった方がいらっしゃいました。順調に行くときは、快調に進みますが、つまずきますと、一苦労となります。 今日はどうかな?と思いながら進め、いよいよその箇所に、ちょっとドキドキしながら聞いて...続きを読む
2019年02月20日 コラム
都民劇場の本公演が無事に済みました。平日の夜ながら見所(客席)は、ほぼ満席の状態でした。 狂言の「萩大名」には、人間国宝の野村萬先生、能「鉢木」の地頭にも人間国宝の梅若実先生、後見には観世喜之師、シテは観世喜正師と大変豪華な顔ぶれの公演でしたので、ご来場のお客様が大勢なことも、うなずけます。 「鉢木」は場面転換がハッキリしていて、情景もわかりやすい曲なので、ご覧いただくにも親しみやすい曲だと...続きを読む
2019年02月19日 舞台のこと
明日の都民劇場の申し合わせが済みました。能は「鉢木」、出世物語ですね。 昔の方は「安宅」の前には「鉢木」を先に勤めなさい、と仰っていました。「安宅」は落ちていく話、「鉢木」は出世していく話ですから、先に縁起のいい曲を、と言うことだったのでしょう。また、「安宅」の難易度はさらに上がりますから、理にかなった順ともいえそうです。 シテは九皐会の観世喜正氏、ツレは大槻裕一氏、地頭梅若実師、宗家の坂...続きを読む
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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