HOME Hana Hana奥川恒治が綴る日々のblog カテゴリー 舞台のこと お稽古のこと 日々のこと コラム 過去のHana 2021年11月14日舞台のこと 本日は11月九皐会でした。私は2部の「玄象」(げんじょう)の後見を勤めさせていただきました。 シテは遠藤喜久氏、女房役のツレは鈴木啓吾氏、大臣は弘田裕一氏、龍神は次男恒成が勤めさせていただきました。 喜久氏と鈴木氏とは、能楽堂で文字通り同じ釜の飯を食い、共に修行をした兄弟弟子です。こういった形で一緒に舞台に立てることは、ありがたくも嬉しい事です。「玄象」の中入の間の時間は短く、手違いが1...続きを読む 2021年11月13日お稽古のこと 今日は午前中の早い時間から夜まで、一日お弟子さんのお稽古日になりました。 コロナ禍でzoomのお稽古に変更された方が、このところの鎮静化により、年明けから対面に戻そうかと、お考えのようで、ご相談がありました。この方はお仕舞のお稽古なので、だいぶ慣れたとはいえ、やはり対面の方がなにかと具合がいいです。対面のお稽古、楽しみです! これからの季節は、インフルエンザやらノロウイルスやら、良からぬ...続きを読む 2021年11月12日舞台のこと 本日は11月九皐会の申し合わせでした。1部「歌占」(うたうら)、シテ長山耕三氏、2部「玄象」(げんじょう)遠藤喜久氏です。私は「玄象」の後見を勤めさせていただきます。 「歌占」は文字通り、和歌によって占いをする曲で、占で判じた事を告げる部分は難しい言葉が、長く続きますので、なかなか大変です。私も以前勤めさせていただきました時に、テニヲハを1つ間違えたところ、楽屋に帰ってから、「惜しかったね~...続きを読む 2021年11月11日舞台のこと 東京は今日も秋晴れ、昨日の山口県は落ち着かないお天気でしたが、こちらに居ますと嘘のようです。 本日は県民能横浜公演、能は「鉄輪」(かなわ)という曲でした。夫が一方的に妻を離縁し、新しい妻をめとるという、ありそうな話ではあります。怒りに燃える前妻は貴船神社に詣でて、自身が鬼になりたいと願います。夢見の悪かった夫は安倍晴明に相談したところ、女人の深い恨みのため、今夜にも命が危ないと告げられます。...続きを読む 2021年11月10日コラム 山口県萩市の学校公演、午前、午後ともに、無事に済みました。静かに見ていてくれた生徒さんたちでしたが、狂言の体験では、それぞれが頑張って、工夫をしながらやっていたのが、印象的でした。 この度は学校とのご縁を取り持ってくださった方が、道半ばで急逝されました。たいへんお元気な、情熱的な方でしたので、半信半疑でもありました。昼休みに菩提寺にお参りに参上しましたところ、ご住職も驚かれていました。今後の...続きを読む « 先頭«...102030405060708090...99100101...110120130140150160170180190200...»最後 » バックナンバー 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003