2011年09月22日 イラン紀行過去のHana

7月にイラン・イスラーム共和国に行って参りました。イランと言うよりペルシャと言う方がより身近に、魅力的に思えます。宗教性が強く神秘的な国というイメージでしたが、 さて体験してみたイランは・・・。

成田を飛び立ちドバイ経由でテヘランに参りました。ドバイから先は携帯電話のパケ放題もないとのことで、携帯を使わない生活もしてみました。特別困ることはなかったのですが、一人で外歩きをした時全くわからないペルシャ語のため「迷ったらアウトカモ!」と若干の不安を感じました。通貨はリアルという単位で日本円より0が2つ多い感じです。水を買うと4000リアルと言われ、最初ドキッとするんですが40円というとやすい感じですよね。また、日常はトマンという単位も使われていて、こちらは0が一つ少ないだけですね、慣れないとちょっとややこしいです。

2011年09月17日 オランダ・ベルギー日記過去のHana

4月の話でその後随分時間が経ってしましたが、オランダ、ベルギーに行って参りました。
私は両国ともに初めて伺いました。行っている間は天候に恵まれ、快適な旅となりました。


青空に快適な気候、個室になっていたアパートメント方式の宿、合宿のようで面白かったです!部屋長?大倉正之助さんが作る朝食も、美味しかったです! ただ震災後のため飛行機の給油と水の積み込みができないため、関空に行って行うとのことでした。いろいろな影響が出るものだと実感した次第です。

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2011年07月11日 華友会ゆかた会過去のHana

暑くなりました、厳しい節電の夏となった今夏ですが、体に気を付けながら乗り切りたいものです。

7月17日(日)に矢来能楽堂で、今年も例年と変わらず社中のゆかた会を致します。3歳でお稽古を始めた子は6歳になり成長著しい舞い姿です。ご年長の方たちもみなさん変わりなく、ますますお元気で稽古に励み、会にもご出演になり素晴らしい限りです。6歳から86歳までが一堂に会し、同じ道で一緒の舞台に立つということもなかなかないことだと思います。最年少と最年長には80年という時間の差があります。大正から平成へという80年は言葉には言い表せない激動の時だったことと思います。途中にはいろいろなことがあったことは想像にやすく、今なお現役でお稽古に通われていらっしゃることは私にとっても誉です。

また、今年も初舞台を踏む会員は小学生から大人まで、幅広い年齢層の方で...続きを読む

2011年07月01日 望月後記過去のHana

済んでしまえば早いもので、自主公演で「望月」を舞ってから数日が経ちました。今回はなかなかお客様もお出かけになりにくい状況だったことと存じますが、お運び戴きました皆さまには改めまして御礼申し上げる次第でございます。ありがとございました。

「望月」は想像していたよりもはるかに体力、気力の要求される曲でした。また、直面(ひためん)、面を付けず素顔で演じるということも、大変なことでした。圧倒的に面を掛けていることの多い私たちにとって、素顔で通す事は思っている以上に大変なことでした。 能としては場面設定がはっきりしているため、それぞれの箇所で似つかわしい演技が必要であり、過ぎれば能らしくなくなります。それは能の代名詞「幽玄」というものとは対極にある演技だと思います。今回稽古をしながらそこに至るにつけ、能の奥行きの深さを感じずには居られませんでした。な...続きを読む

2011年06月22日 望月最終章過去のHana

早いもので、6回目になる私の会もほどなく当日を迎えます。この6年を振り返ってみますと様々な人とのご縁や絆で会を続けてこられたように思います。今年はそんなことを思い、感謝し、上演テーマを「縁」と「絆」にしました。

今回の上演曲「望月」は仇討を達成するという物語なので、武家の生きざまの一つとも言えたのでしょうが、現代的なテーマになりにくいとも言えます。現代人として上演する甲斐がないのは悲しい、そこでこんなふうに考えてみました。仇討を復讐と捉えず運命と位置付け、巡る因果の人間ドラマとして現代に再生する。

先日喜多流のある方から聞いた話によりますと、喜多流では望月を討ち仇討は成就させるものの、その後は望月の家を栄えさせていくといって終わるのだそうです。復讐、憎しみの連鎖を断つのだそうです。一つのあり方としてとてもいいと感心しま...続きを読む

2011年06月13日 「望月」事前講座過去のHana

6月26日の私の会は蓮田市教育委員会と協賛で催します。過去2度の経験を踏まえ、今年からは事前講座に参加の児童から学生までを本公演に招待することにしました。 事前講座は6月11日(土)、午前中は雨の残る梅雨らしい日でした。参加者は保護者を含め25~6名程でした。受講生は話を良く聞いてくれて、中にはメモを取るような熱心な子も見かけられました。舞台で使うカシラを持参しまして見てもらい、人数も多くなかったので実際に触ってもらいました。初めて触るカシラでしょうから、みんなワイワイ言いながら楽しそうに触っていました。また、謡の体験もしてみたところ、こちらは子供と保護者と一緒になって頑張って声を出していました。保護者にとっても大方は謡の経験はないようでしたの...続きを読む

2011年06月06日 望月その四過去のHana

今回上演致します「望月」は現在物という、生きている人たちが繰り広げるドラマなので、それぞれに事情を抱えた人たちのやりとり、ばかし合いが一つの見どころになっています。

親子と家臣が再会した喜びの余韻を噛みしめる暇もなく、現れる仇望月。油断なく名を隠して旅をする望月、迂闊にも供人は苗字を口走ってしまい友房に知られてしまう失態と走る緊張。

望月と知るや仇討へと逸る花若を制しつつ、計略を実行していく友房。そして命を掛けたお座敷芸が始まります。曽我兄弟の仇討の件を謡おうという母に、詰め寄る望月の供人。微妙な緊張を保ちつつ始まる謡の中、暴発する花若。その刹那、座の緊張はピークに達し身構える望月と供人、機転を利かせその場をしのぐ友房。手に汗握り、固唾をのむといった名場面です。

そんな芝居の面白さに加えて扮装の...続きを読む

2011年05月30日 望月その三過去のHana

前回は「望月」のストーリーをお話申し上げましたので、今回は舞台進行をお話したいと思います。

囃子、地謡が座に着きますと、最初に小沢友房(シテ)が登場し名のります。ここではさる事情があって兜屋という宿屋の亭主になっていると含みを持たせながらも、詳しくは話さず座に着きます。

場面は変わり安田友治の妻子(ツレ・子方)が登場します。二人も名のり、そこで夫友治が望月に討たれ一家は離散したことを述べます。二人は逃避して近江の国の守山の宿、兜屋へとやってきます。訪れた二人を見るなり友房は気が付き名をなのり、三人は思いがけない再会に喜び合います。

そしていよいよ仇、望月秋長(ワキ)の登場です。秋長は友治殺害のため都で13年にわたる訴訟を無事に済ませ、喜び勇み本国信濃への帰国の途時、この兜屋に泊まります。秋長は供人(アイ)...続きを読む

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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