Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2017年05月15日舞台のこと

「杜若」は上演頻度高い曲です。私も地謡、後見を幾度となく勤めさせていただいております。シテは以前稽古能でさせて頂いたことがありましたが、本公演では昨日が初役でした。 前半の問答は一つ一つが長めで、体力がいります、後半着替えてからは、長い時間舞通しです。舞台上で着替えるので、 気を抜くことができません、その点もきついところではありました。謡と舞共に充実したボリュームのある曲なので、終演後はヘロヘロ...続きを読む

2017年05月14日舞台のこと

九皐会の「杜若」が済みました。覚悟していましたが、済んでみればやはり大曲でした。詳細は改めてさせていただきますが、ご来場の皆さまには御礼申し上げる次第でございます。ありがとうございました。今日はちょっとお休みして、一杯したいと思います。

2017年05月13日舞台のこと

今日は同門の桑田貴志氏の自主公演に出演させていただきました。曲は「花筐」で次男の大志郎君と親子共演でした。親としまして、子供と一緒に舞台を勤めることは、精神的な負担が大きいです。まして、自分の会で演目もハードルを上げての挑戦曲となりますと、厳しいですね。とは言うものの、別の一面では我が子と舞台を勤めることは、幸せなことにほかなりません。二人とも疲れた事でしょう、今日はゆっくり休むといいですね。子方...続きを読む

2017年05月12日舞台のこと

本番を明後日に控え、今日は九皐の申し合わせ(リハーサル)があり、私は「杜若」を勤めさせて頂きました。無事終わりました、と言いたいところですが、終わりの方に来て全く違う言葉が口から飛び出し、我ながら驚きました。「なに言ってんねん!」という心の声を聴きつつ、深く反省。危険な香りを残す申し合わせとなりました。さりながら、今までの経験上、申し合わせで間違えた時は、当日は間違えない事が多いんです。本人的には...続きを読む

2017年05月11日お稽古のこと

小学生のお稽古に来ている少年が、とても声が小さい。昨日はその事で学校の先生から注意されたそうです。ママさんも心配なようで、それはそうですよねー。舞のお稽古のついでに、謡の稽古もしてしまいます。本人も最初は気乗りしない様子ですが、謡わないとダメかも、ということを悟り頑張り始めます。小さな変化を聞き逃さず、そこを押して進めます。普段はお話しも苦手で、あまり喋らないそうですが、首を傾げた所を何が解らなか...続きを読む

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