2018年07月23日 コラム
8月11日(土・祝)山の日は、ここ数年さいたま新都心ホテルラフレで、能楽イベントを行っています。例年は囃子も含め、体験などしていただいております。今年は例年と趣向を変えまして、「能楽アフタヌーンティー」のスペシャルとしまして、大鼓と謡で4曲をお楽しみ頂こうと思っております。毎月の「能楽アフタヌーンティー」の、スペシャル体験版な感じですね。 いつもやっているアフタヌーンティーは、一曲を少しずつ紐解いていくものです。この度は一曲の一部を抜粋して、紐解きはいつものようにしまして、その後、大鼓の演奏と謡でお楽しみ頂こうという趣向です。 「高砂」・「屋島」・「海士」・「猩々」と暑い夏なので、海に因んだ人気の4曲を揃えました。涼感の漂う、楽しいイベントになればと、願っております。 合間には今回のために、スペシャルバージョンの、デザートが用意されています。こちらでは舌鼓を打っていただければと思...続きを読む
2018年07月22日 舞台のこと
九皐会若竹能が済みました。暑い日ながら、入場券は完売、満員のお客様にお出まし願いました。 「野宮」は1時間50分の上演時間で、2時間切りましたが、やはり大変ですね。出演側もさることながら、見所の皆さまにとりましても、大変だったこととお察し申し上げます。こうなりますと、見所と舞台でなんとなく、不思議な連帯感が生まれるような気がします。共有する感じでしょうか。 休憩を挟んで、仕舞に止めの「葵上」まで一気に上演、つつがなく済みました。出演者は全員大汗、冷房もなんのそのでしたが、最後までお加減の悪くなる方もでず、公演が無事に済みまして、良かったです。 アンケートを読みますと、若竹能を欠かさずに見てくださっている方も、いらっしゃいました。ありがたいことです。私達も益々精進して、より良い舞台を目指したいと思います。 ご来場の皆さま、本日もありがとうございました。
2018年07月21日 お稽古のこと
 今日も変わらず、暑い一日になりました。お稽古場に入っていらっしゃるお弟子さんも、みなさん額に汗していました。外へ出ることも憚られそうな気温なので、お稽古にいらっしゃってくださった方には、頭が下がります。 こちらも水分補給には十分心して、お稽古時間を調節しなければと、思います。  お稽古を始めたばかりの男性が、「声を出すことがとても気持ちいいと言うことに、気が付きました。普段は仕事をしても、本を読んでも、声を出すことがないので」と。その方は始めた時から、よく声の出る方なのですが、そのような感想を持っていただけたとは、嬉しい限りです。お稽古に来てストレス解消ができたら、一石二鳥です。  定年後に備えて、お始めになった謡のお稽古、せっかくなので、たくさん楽しんで頂きましょう! 今日の新聞発表で高安流大鼓の柿原崇志先生が、人間国宝に認定されました。このところ辛いニュースが多かったので、嬉...続きを読む
2018年07月20日 舞台のこと
若竹能の申し合わせが済みました。あとは明後日の本番を待つばかりです。 1曲で2時間を要する「野宮」、演技上の動きも制約が多く、その中で内面を詰めていくのは、難易度が高いですね。 「野宮」を取り組むにあたりましては、生中では勤まりません。シテが構築した方向性をしかと見極め、そこを目指さなくては、曲が成り立ちません。その上で、個々の思いを加わえます。それが上手くいきますと、絶妙のスパイスとなり、曲をより引き立てることができるわけです。 最終どういった仕上がりになるか、楽しみでもあり、恐ろしさもあります。 最善を目指し、気を引き締めて舞台に臨みたいと思います。 それにしましても、暑いですね。熱中症など、本当に恐ろしいものがあります。そういった点も十分に考慮して、当日ご来場の皆さまにお楽しみ頂きたいと思います。
2018年07月19日 コラム
3週間留守にして折りましたので、蓮田慶福寺も久し振りの参上になりました。皆さん変わりなく、いささか暑さに閉口しながらも、お休みの人もなく、全員集合でお稽古できましたのは、良かったです。 秋の会もぞろぞろ視野に入って来ますので、これからはお稽古も一段と、熱を帯びてくるものと思われます。 先日慶福寺さんで、わけていただいた木賊(とくさ)が、我が家でも根付いたようで、横から新しい芽が顔を出しています。過去2度の失敗を乗り越え、これが3度目の正直です。お寺の奥さまには「沢山生えてますから、ダメでしたらまた、持って行って下さい。」と言って頂いたものの、今度こそ!と固く心に誓い、チャレンジした訳です。 ネットで育て方など調べますと、大方が「難しくない」と書かれていましたが、過去に2度木賊を討ち死にさせている身としましては、かなりナーバスになるわけですね。それが可愛らしい穂先?が幾つか見え...続きを読む
2018年07月18日 コラム
今日は早朝に、日曜日の若竹能の「野宮」の稽古がありました。若竹能もいよいよ近づいて参りました。しっかり勤めたいと思います。 午後からはさいたま新都心ホテルラフレの講座で、今日から「砧」に入りました。前回の「夕顔」は源氏物語の世界なので、雅な感もありましたが、「砧」は極めて現実的な夫婦の物語になります。日常に近い分、理解しやすそうで、調べれば調べるほど、作者世阿弥の周到な伏線が浮かび上がります。至った一つの境地とも言え、その点は大変素晴らしいと思います。 本日は主要な登場人物が出揃いました。次回からいよいよ、物語が大きく展開します。そこも楽しみに、次回に備えたいと思います。 ラフレの「砧」講座は、来週25日(水)からのご参加でも、十分に楽しめます。ご興味のある方は、ぜひお出掛け下さい。体験もあります。
2018年07月17日 コラム
3週間出掛けておりまして、久し振りに?お弟子さんのお稽古に参りました。面白いですね、こちらの事も、なんとなくご承知なようで、色々とかばっていただきました。 甘えてはいけないのですが、おかげさまで色々と仕事が片付きました。 お弟子さんとの関わりに、改めてありがたいと思いました。 次回は私がフォローしたいと思います。
2018年07月16日 コラム
本日は矢来能楽堂での、第二回「花乃公案」に出演致しました。この会は馬野氏、浅見氏、北浪氏3人の同人会です。公案とは座禅の世界では、師から与えられる難問だそうで、能の世界では工夫になるのだそうです。 「熊野」、「恋重荷」と曲も意欲的なもので、大曲が2番並びました。 私は「熊野」の地謡と「恋重荷」の後見を参加させていただきました。同年代の人の意欲的な会は、楽しくもあり、とても刺激になります。 私も秋に自身の会も控えております、気を引き締めて、この夏を過ごしたいと思います。 それにしても、重荷のオジイチャン、何回見ても怖いですね~😵
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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