2017年10月17日 お稽古のこと
グループレッスンの良いところは、同じ時に同じような苦労をしていきますので、仲間意識を共有しやすいところにあります。長いところでは、自主連やら、お稽古以外のお付き合いやら、集まって和気あいあいとしているようです。仲良く楽しめるのは理想的な姿で、私もお食事会などたまに仲間に入れて頂きます。これはとても良いところなのですが、個々の技術や理解度が、大勢の中に紛れてしまうこともあります。謡えるものの、理屈がよくわからない!そこで一念発起、一人でも頑張って謡えて、理屈も理解してみよう!と始めました、一人で謡う稽古。個々に若干の差があるものの、諦めずに頑張る事が大切で、必ず成果が上がります。解れば、できれば、より楽しくなります。もう一がんばり、楽しめるところまで行きましょう!
2017年10月16日 コラム
東京を留守がちにしていましたので、久しぶりにホームグランド矢来能楽堂へ参りました。学校公演の装束も折りも折り、蔵の中に干されていましたので、たたんで片付けました。次は12月の富山公演になりますので、装束はひと休みできますね。 矢来能楽堂へいらっしゃるお弟子さんとは、月半ば過ぎて今月初めてお稽古というありさま、申し訳ありません。子供たちの所にはなるべく行きたいと思っているものですから、このようなこともおこってしまいます。皆さんお付き合いが長いので、文句を仰る方もなく、安心して出かけられる所は有りがたいです。応援してくださる方も沢山いらっしゃるので、伺った学校では良い成果を上げたいと思っております。子供たちから、手応えも感じます。母国の伝統芸能に、ぜひ親しんでもらいたいと思います。
2017年10月15日 コラム
子供の稽古は骨がおれます。子供は全力でないと、すぐに察知して本気になりません。こちらが本気でやっていますと、ついてきますので、くたびれますが、楽しいです。それは好きでお稽古に来てくれる子もそうなのですが、玄人を目指す子も同様です。手を抜くことを覚えるのではなく、全力でやらない形で、ついてきてしまいます。素人も玄人もないので、これでは残念です。 今日は時間がありましたので、次男の稽古をしていました。僅かな時間で極力効率よくと考えがちなのですが、思い出しました。子供の頃は説明もなく、できるまで繰り返させられました。当時は大変でしたしが、いま思いますと、その労力と根気は凄いことです。最初は「できる」なんですね。裏付けを理解するのは後からいくらでもできます。できるようにする、「教える」と「仕込む」の違いが、ここに有ります。 師匠の内弟子稽古と申しますと、6~8時間に及びました。人数が多かったこ...続きを読む
2017年10月14日 お稽古のこと
東京に戻りまして、今日は一日お弟子さんのお稽古日になりました。10:30スタートでタイトな予定でしたが、体調不良でお休みの方が多く、ゆったりしたお稽古日になりました。夏日のあと一気に気温が下がったとのこと、体調管理が難しいですね。お大事になさってください。 グループレッスンの人たちを夏のゆかた会以降、クラス替えをしました。始めた時が少し違う人たちを、一緒になっていただきました。多少不安要素もありましたが、3ヶ月が過ぎ、うまく行っています。先輩チーム、後輩チームそれぞれに自覚と責任感が生まれ、相乗効果になっているようです。2チームが1チームになりましたので、稽古時間は倍になり、より丁寧に説明、練習してもらえるようになりました。皆さんが一生懸命になりますと、心を合わせている感があり、お互いに楽しくなるようですね。上達が実感できますと、教える側も楽しみになります。次は更なるステップアップ、目指...続きを読む
2017年10月13日 コラム
4日間に渡りました京丹後の公演も、本日の公演を持ちまして終了しました。4公演全て無事に終わらせられたのも、出演者のチームワークの良さだと今更ながら思います。 最終日の今日は京丹後市の中学校へ参りました。小学校6年生も見に来ての、合同開催となりました。小学生にとりまして、中学校へ来るのは、ちょっとドキドキながらも、嬉しいことだったでしょう。そして、なによりも驚きましたのは、400名程の小中学生がいるにも関わらず、お喋りをする子が全くいません。体育館はシーンと静まり返っていました。そのまま静かに狂言と能を見てもらい、体験となりました。囃子の合奏では掛け声も控えめでしたが、狂言になりますと、大きな声を出して楽しんでくれたようです。 それでは、東京へ戻りましょう!
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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