2017年08月18日 コラム
お盆明けのお寺は静かな佇まいで、虫の声がしみいります。名物の垂れ桜はその枝を大きく拡げ、青々と葉が生い茂る姿は、畏れさえ感じさせます。いつかこの垂れ桜が満開の夜、花の下で舞ってみたいものです。ご住職ともそんな話が出ますが、花の咲時が読めないのが残念です。 蓮田には昨日の「夏休み子供教室」に続いて、二日通っています。一人の子が昨日の教室に来て、今日の慶福寺のお稽古にも来ています。曲も違う曲をお稽古しますが、しっかり覚えます。声もしっかり出せるようになり、姿勢が良くなったので、舞姿もきれいになりました。一年お稽古に通って来てくれていますが、子供の成長は早く、楽しみです。 いつか大きくなった時に、お稽古したことが、誇りになるように、導きたいものです。...続きを読む
2017年08月17日 コラム
能楽BASARAのの申し合わせがすみましたした。奈良を愛してやまない会主、シテの駒瀬師にとりましては、格別な思いのある曲になったことと思います。「三輪」、白式神神楽と申しますと、演式が変わったように思いますが、内容としましては曲が違うというほど、変わります。ひと昔前ならば、門下は上演できないのです。それが現代は叶います、本当に有りがたいことです。 九皐会では極めて珍しい曲になります、緊張と共に私達にとりましては、かかわれる喜びもあります。かかわらせて頂けますと、個々に以後の大きな力になります。私達もしかと向き合って、勤めさせて頂きたいと存じます。 宜しくお願い申し上げます
2017年08月16日 コラム
本日はさいたま新都心ホテルラフレでの講座&お稽古でした。 アフタヌーンティーの講座には、新しい方が一人増え、ご参加の皆さんもちょっと嬉しそうで、良かったです。講座内容は「俊寛」の4回目になります。謡本としましてはクセの部分になります。出だしの部分には、杜甫の「春望」の詩を引用していますので、簡単ながら読み解いてみました。学生時代に習った詩なので、懐かしく、つい声に出して読んだりもしました。内容は厳しいものの、やはりいい詩です、学生の頃も思い出し、更にいいです(自己満足ですけど)。この詩を解題して、改めて「俊寛」に向き合いますと、とても内容が解りやすいです。一人の方が、「嘆き、悲しみはよく伝わり解るものの、顧みたり、反省したりという所が見られませんね」スルドイ!鋭すぎる!最終回にこの点でまとめようと思っていましたが、気付かれました!(どうしましょう)。 デザートは抹茶モンブランで、中に「...続きを読む
2017年08月15日 舞台のこと
毎年8月15日は神奈川県の寒川神社で薪能があります。ここの薪能は晴天率がとても高く、いつも快晴のイメージなんですが、今日は数年ぶりの雨でした。こちらの薪能は雨天でも決行なので、お客様もそのおつもりでいらっしゃるようで、雨具の支度もしっかりされていて、感心しました。途中雨が上がって晴れる場面もあり、ホッとするのもつかの間、無情の雨が降り続きました。お客様はとても落ち着いて、ご覧頂いておりましたので、かえって緊張感も増したように思います。時間的には短くなりましたが、濃密な感じになりました。...続きを読む
2017年08月14日 お稽古のこと
「中之舞」という、囃子の演奏で舞う舞を始めたグループあります。時間的に長いので、不安を感じる方もいらっしゃらいます。今までの曲の長さから考えますと至極当然と言えましょう。覚えて舞えるようになれば当然楽しいのですが、知っていると舞台を見たときにも、楽しさが全く違いますので、思いきって始めました。2度目が済みまして、懸念していた心配事は無く、順調です。お盆でも誰一人休むこと無く、バッチリ!と思いきや、「先生次回お休みします」と、きました~!まぁしょうが無いんですけど!今日までの所を忘れずに、次次回に来てくれれば、大丈夫なはず。ただ1ヶ月間があくからな~ご本人も「不安です」と仰っていましたが、私も不安です!
上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE