2017年10月12日 コラム
本日は舞鶴市の小学校に参りました。お隣の小学校と合同で400名の児童という、大団体での公演になりました。 子供は反応がよく、狂言では要所要所で笑いがこぼれました。能「土蜘蛛」では糸をまく度に歓声が上がりました。楽器体験では大きな声で掛け声をかけて、見事な合奏になりました。狂言体験ではカマエや笑いをしてもらいました。400名の声が体育館に響き、充実の時間を実感できました。
2017年10月11日 コラム
丹後二日目は小学校に参りました。 体育館の床に舞台を設営しまして、100名程の児童に間近でじっくりと見てもらいました。楽器の体験は代表者が実際の楽器を舞台上で演奏し、他の子はその場で手を使って演奏を真似て、掛け声は全員で掛けます。そして、練習後最後は全員参加でセッション、合奏するのですから、もれなく楽しめます。狂言の体験はいつでも大きな声でセリフを言ったり、笑ったりして、手放しで楽しめます。 前回行った福井の中学生が、堅苦しいと思っていたけれども、とても楽しかったと言ってくれました。楽しいところが沢山有りますので、ぜひ知って、体験してもらいたいと思います。
2017年10月10日 コラム
丹後久美浜の中学校に参りました。当地は喜之家にはご縁の深いところで、この度は喜之先生もご出演という、豪華番組での演能です。私も幾度となく伺わせて頂いておりますが、こちらの公演と申しますと、長男と来たことを思い出します。「隅田川」、「鞍馬天狗」の2曲の子方のお役をいただき、電車を乗り継いでやって参りました。今でも5時間掛かります、長時間の電車移動に加えて、最後はディーゼル車に乗ります。独特の臭いが後押しをし、乗り物に弱い長男は見事に電車酔いとなりました。気の毒でしたが、会場の都合がありますので、駅から会場へ直行、前日のリハーサルとなりました。右手に扇、左手にエチケット袋、健気な姿でした。会場のスタッフは皆さん「大変なんですね!」と。子供もいつの間にか成長し、私よりも大きくなっています。ありがたいことです。数年ぶりの豊岡の町は少し変わっていました、子供たちも成長という変化を遂げてほしいと思いま...続きを読む
2017年10月09日 お稽古のこと
平日はお仕事でなかなかお時間が取れない、そんな方のために週末のみの、お稽古日があります。今日は祝日なので、週末ではありませんが、お稽古日でした。 仕舞は型を覚えなくてはいけません。型は体で覚えるものなので、なかなか厄介です。動き事態は極めて単純なので、手は手、足は足で最初に説明しますと、理解は容易いです。ただ、左右の手と、両足が同時に違う動きをすることが多いので、見ている分には難しく無いのですが、やってみると違います。基本動作を身に付けることが厄介ですが、そこを越えますと、型の数は多くなく、基本動作のアレンジで有ることも多いので、覚えることが楽になります。型はつながり方にもある程度のパターンがありますので、数曲やっていきますと、俄然覚えやすくなります。そうなりますと、大切な心を入れられるようになります。「仏作って魂入れず」という言葉が有りますが、心が入って舞いも完成です。そんな所も楽しん...続きを読む
2017年10月08日 舞台のこと
10月九皐会が済みました。能は遠藤喜久師の「誓願寺」と桑田貴志師の「善知鳥」でした。「誓願寺」は上演時間2時間55分という長い曲です。これはご覧いただくにも、なかなか大変な曲でした。主人公の和泉式部さんは能の中では、とても位の有る存在として登場します。ですから曲としての格が高いのですね。 自然上演時間も掛かると言うことになりましょうか。 「善知鳥」は親子の絆を逆手にとった狩猟方法をしていたため、妻や子が眼前に居ながらも、手を取ることも話すこともできない、苦しい曲です。生きるための生業とはいいながらも、厳しい現実です。 対照的な曲が2曲並んだ、本日の九皐会でした。ご来場の皆様には厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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