Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2005年12月30日過去のHana

時の経つのは早いもので今年も残すところわずかになりました。 夏は連日の猛暑に閉口したかと思えば、冬には各地で大雪と厳しい日が続いています。 皆さまはどんな一年をお過ごしになりましたか。振り返ってみるといい一年だったと思えるといいですね。 私共は師匠観世喜之師が芸術院賞を受賞したことが何にもました慶事でした。 その師匠も今年は古稀を迎え12月27日にはお祝いの乱能を催し大勢の方に...続きを読む

2005年12月02日過去のHana

このたび明年二月国立能楽堂主催の催しで舞台を勤めさせて戴く運びとなりました。これも日頃ご支援賜ります皆様のおかげとご報告方々御礼申し上げる次第でございます。ありがとうございました。それでは早速ですが「野守(のもり) 」についてお話し申し上げます。 「野守」あまり聞きなれない言葉だと思いますが、これは「野を守る人」の意で、本曲の中では「野を守る鬼」でもあります。そして彼らが「使う...続きを読む

2005年10月20日過去のHana

10月14日から16日まで2泊3日のスケジュールで韓国公演に行ってまいりました。 釜山空港からバスで小一時間の所にある金海(きめ)市で行われた ガヤフェスティバルに参加してまいりました。14日初日は国立金海博物館内のホールで『羽衣』を上演。 15日は本公演の目的であるガヤフェスティバルで『翁』を上演致しました。
※※※フェスティバル会場...続きを読む

2005年09月09日過去のHana

風がだいぶ秋らしくなりましたが、まだまだ残暑厳しい毎日です。 10月1日(土)に能を知る会、鎌倉能舞台で勤めます「 女郎花(おみなめし)」のご案内です。「女郎花」曲名を見ますと可憐な花のイメージで、きれいな女性の主人公でも登場しそうなのですが、さにあらず。前段は花守の老人、後段は小野頼風(おののよりかぜ) という男の亡霊です。 九州 松浦 ...続きを読む

2005年07月05日過去のHana

昨年に引き続き今年も社中のゆかた会を矢来能楽堂で致します。 会員の皆さんにはそれぞれに少しハードルの高い物へ挑戦していただきます。日頃のお稽古の成果を遺憾なく発揮していただければと思っています。ベテランの方から今回が初舞台、あるいは2度目といった初心の方までが一堂に会するおさらい会です。皆さん一人一人がそれぞれのハードルを無事に超え、さらに飛躍を遂げられればと願っています。 ...続きを読む

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