Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2009年11月20日過去のHana

今月は学生能月間と呼んでもいいほどたくさんの学生能があります。私が伺います学生能だけでも7つあり、ほかにも有りますので全体ではもっと多いわけです。小・中・高・大学までと隈なくあり、曲や上演形式につきましては、年代に合わせた工夫をします。学校の体育館などで上演することもしばしばあり、能舞台とは全く違う大きさの舞台で務めることが多いのです。小学生や中学生の場合は見るよりも実際に体験してもらう方が、反応...続きを読む

2009年11月01日過去のHana

お稽古体験のご案内です。埼玉県蓮田市の慶福寺でお稽古をさせて戴くようになりまして早10年の歳月が経ちました。当初からお稽古を続けていられる方はいよいよベテランの域に達したといえます。今回はその慶福寺でお稽古体験をして戴ける運びとなりました。サンケイリビングの埼玉中央版「リビングカルチャー倶楽部」で、謡のお稽古体験が実現しました。 全3回の体験教室です。全く初めてという初心者を対象にいたします。興...続きを読む

2009年10月16日過去のHana

11月4日(水)の14時から長谷にあります中森氏の鎌倉能舞台で「 熊坂[くまさか]」を務めます。そのご案内を申し上げます。 熊坂とは盗賊の名前です。それも手下を何十人と従えた伝説の盗賊の首領です。熊坂は奥州へくだる 金売 [ かねうり ] 吉次 ...続きを読む

2009年10月01日過去のHana

今年で4回目になります私の会も9月26日(土)に汗ばむほどのお天気に恵まれ、滞りなく済ませることができました。 今回上演曲に選びました「山姥」はとても難しい曲でした。何よりも山姥自体の正体がこれといった、一言で言い表すことのできない存在であり。また、存在理由、目的といったこともはっきりしません。曲としての構想はとてつもなく大きいのですが、捉まえるべき核と申しますか芯といったものが...続きを読む

2009年09月23日過去のHana

9月26日(土)に第4回目の私の会で上演致します「山姥」のご案内その3です。 能は前半、後半に別れて上演する場合、狂言方がアイ語りをする曲が多いです。このアイ語りは、その昔その場所であった出来事等を語り、前半の登場人物を推測し後半へと繋げていきます。山姥のアイはワキに問われ、山姥には何がなるかという話をします。 1うつぼ・2桶・3鰐口(わにぐち)・4山芋(ところ)・5木戸(...続きを読む

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