Hana - Part 130
2017年08月05日 お稽古のこと
九皐会が済みました。師匠の「通小町」は圧巻の迫力でした。袴能の場合は面や装束が無い分、動きやすいと思いますが、頼れる所もなく、素のままで一曲を通して行くのは、見ている以上に大変なように思いました。面や装束に頼れる部分が無いというのは、厳しいてすね。 地頭を勤めさせていただきました、「安達原」はなんとか無事に済みました。シテの長山禮三郎師からへ「ありがとう」と言っていただき、先ずは一安心でした。大...続きを読む
2017年08月04日 舞台のこと
明日の九皐会の申し合わせが終わりました。私は「安達原」の地頭を拝命しておりまして、白頭の小書が付いています。シテは長山禮三郎師で緩急など教えて頂きました。大鼓は人間国宝の亀井忠雄先生でしたので、申し合わせが済みましてうかがいに上がりましたところ、「習った通におやりなさい」と仰って頂きました。滅多にないチャンスなので、胸を借りるつもりで、明日は思いきって行ってみようと思います。 「安達原」は留めで...続きを読む
2017年08月03日 お稽古のこと
先日の社中のゆかた会の写真ができてきました。一人一人の写真を見ながら、改めまして、その時の状況など思い浮かべております。当日に限ってしてしまうミスがあります。誰しもあることで、稽古の段階で上手く行っていなかった場合は、本人も得心がいくので、あまり大きな事故になりません。しかし全く予想していなかったところ、例えば稽古で間違えたことがない、という場合は驚いてしまいます。ここで知らん顔できると凄いのです...続きを読む
2017年08月03日 コラム
さいたま新都心ホテルラフレの「俊寛」講座は、今日で3回目になりました。赦免使が鬼界ヶ島に着き、赦免状を康頼が読み上げ、俊寛が現実を理解していくところになります。厳しい件です、わずかなやり取りの中で、清盛の拒絶や、俊寛の人物像が浮かび上がります。やり取りが、能というよりは、極めて日本的な感覚、そんな風に思えます。前を見ていた成経、康頼と、後ろを見ていた俊寛。ここに来て、その差が大きくなりました。現代...続きを読む
2017年08月01日 コラム
母校昭和第一高校で、教職員の能楽研修をさせていただきました。現在の校長先生は水泳部の顧問でした、私は部員だったのでとても馴染みのある先生です。同級生が二人現役の教員、私の入学時に新任でいらっしゃった先生は、お元気なままでご参加いただきました。生徒だった身としましては、先生に講座をするというのは、なんとも緊張するところですが、なんとなくニコニコ席に着いて下さって、成長を見守られているような気がしまし...続きを読む
2017年07月31日 コラム
東京も暑いのですが、京都から戻ってきた身としましては、楽に感じます。京都に行って、夏の修行もできたような気がします。 さて、今朝は8:30から玄人稽古がありました。曲は「鉢木」北條時頼(ほうじょうときより)が、諸国を見て歩いたという、鎌倉時代版黄門様の話です。内容は出世物語、ぜひ1度は勤めたい曲です。 この曲は以前明治生まれの大先輩の舞台を拝見しました折り、「モノクロ」の印象がとても強く残って...続きを読む
2017年07月30日 コラム
京都に一日居残りまして、遊んで参りました。近年常に一般公開されている御所へ参りました。午前中は曇天もようで比較的過ごしやすかったので、回るにも助かりました。紫宸殿、清涼殿など謡の中では知っておりすが、本物は素晴らしい。目の当たりにできて感動的でした。また、現実的な場所として、色々な想像も膨らみました。 お隣迎賓館へも伺いますと、調度品に限らず、全ての物が文化財クラスだそうで、そのクオリティの高さ...続きを読む
2017年07月30日 舞台のこと
京都での囃子方との合同ゆかた会が済みました。10:00から17:30迄となかなかハードな会ではありましたが、このところ毎年恒例となり、場所も毎年変わりますので、楽しみにしています。今年は京都でも御所の隣の金剛能楽堂です。なかなか京都に伺う機会も少ないのですが、観世流の身としましては、金剛能楽堂へうかがえる機会はほぼ無く、今回初めてでした。また、今回は「松虫」を勧杯之舞という小書でさせていただきまし...続きを読む
2017年07月28日 コラム
明日は京都で会がありますので、前日に参りました。やはり見に行きたいところがありますので、そちらへ参上しました。本日は「誓願寺」です。話には聞いていましたが、本当に町中にあって驚きました。 「誓願寺」という曲もあり今年の九皐会でも出ますので、伺いたかったのでした。和泉式部がシテで、関連の曲では「東北」という曲もあります。和泉式部はこちらに48日間こもって一心に念仏を唱え「女人往生間違いなし」とのお...続きを読む
2017年07月28日 お稽古のこと
さいたま新都心ホテルラフレの講座は、「俊寛」の2回目でした。能としまては、主人公俊寛の登場の場面になります。「江口」の時に勉強した十二因縁まで駆使して、自身の身の嘆きを謡うのは凄いですね。短いやり取りの中で、俊寛という人の人物像を浮かび上がらせることも、容易では無いながら、試みが素晴らしい。人として生業を求め生きる成経、康頼と、僧都でありながら不信心で、気位のままに生きる俊寛と、結果違ってくること...続きを読む
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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