2004年12月27日 年末のごあいさつ過去のHana

平成16年も年末を迎えもうすぐ新しい年が始まります。今年一年皆様にとってはどのような年でしたでしょうか。世上では天災、人災も多い年でしたが来年はもっと良い年にしたいものです。

今年私は学生鑑賞会などで舞わせて頂く機会が増えました。小、中、高、大学生とそれぞれの年代、また舞台環境、能楽堂以外の場所での上演はそれに伴う工夫、改善を考える余地があるようです。小学生から大学生また更にその上の年代の方々それぞれに楽しめたり何か感じる事ができたりと、そんな舞台作りを考えていきたいと思います。

社中では夏に「ゆかた会」を催しました。出演の方それぞれが努力をされその成果が実を結びました。初舞台の方からベテランの方まで皆さん日頃の成果を充分に舞台に発揮されました。終演後の宴席での一杯が格別だったのは私に限らない事でしょう。

今まで謡のお稽古だけ...続きを読む

2004年06月06日 上演曲目「蘆刈」の解説過去のHana

蘆刈[あしかり]」についてご案内申し上げます。

零落した夫婦が貧苦のあまりに別れ、それぞれに別の道を歩みます。妻(ツレ)の方は都でさる大きな屋敷の乳母となり、立身出世をします。三年の月日が経ち妻はお供の者を連れ、夫婦が昔住んでいた難波の浦へ夫(シテ)を訪ねてやって来ます。夫は行方知れずになっていましたが、妻は暫く逗留し夫の行方を捜すことにします。

夫はその後暮らし向きにも変わりなく蘆売りに身をやつし、難波の浦へとやって来ます。夫は蘆を刈る貧しい身を嘆きつつ、行き合った妻の従者(ワキ)へそれとは知らず蘆を売りに行くのでした。難波の浦の謂れを語り、笠尽くしの芸能(笠の段)を見せていると蘆を一本所望されます。夫が蘆を持ち妻の前へ行った時二人はお互いを認め...続きを読む

2004年02月25日 上演曲目「海士」の解説過去のHana

日差しが和らぎ春らしくなって来ました。この度は、三月の九皐会で舞わせて戴きます「海士[あま]」のご案内です。それでは早速「海士」のお話を始めましょう。

藤原房前[ふじわらのふさざき](子方)は母の追善供養のため讃岐[さぬき]の国(香川県)志度[しど]の浦へ訪れます。房前はそこで一人の海士(前シテ)と出会い、かつてここで起こった壮絶な出来事を目の当たりにします。房前の父...続きを読む

2004年01月14日 上演曲目「海士」の解説過去のHana

先日杉並区地域センターの活動の一環で三回講座を致しました。

能の「全般的な知識」や「能の見方」のお話と、「腹式呼吸」による発声。
謡曲の一部を実際に謡っていただく実技をしていただきました。
せっかくの機会なので体験していただこうかと、少し欲張ってみました。
実技の方は皆さんなかなかの出来栄えで、思っていた以上の成果がありました。
本物の面を間近でご覧いただく機会も持て、皆さんにも大変喜んでいただけました。
受講生の皆さんも大変熱心で、ご質問に見える方も毎回いらっしゃいました。
次回別の所で、というお話もありました。
機会があ...続きを読む

2003年12月25日 お茶事 初体験過去のHana

先日蓮田のお弟子さんで表千家のお茶の先生をしていらっしゃる脇田様のお宅で、 お弟子さん達と一緒にお茶事を経験しました。

「所には住めども心無くて」という文句が謡の中にありますが、お茶の心得はもとより全くの初体験だったのですが、一ずつ丁寧に教えていただいたので、お料理にお酒にお茶となんとも贅沢な時間を過させていただきました。おかげさまで新しい世界を知り経験することができ、楽しむことができました。
とても刺激になり勉強になりました。

そしてなによりも...続きを読む

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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