Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2019年02月24日お稽古のこと

だんだんと春めいて参りました。日中は気温も上がり、心地好い日でしたね。 今日は週末にいらっしゃる方のお稽古日でした。お一人体調不良でお休みの方がいらっしゃいましたが、皆さん元気に、お稽古にいらっしゃいました。 謡のお稽古では、以前謡えた節が謡えず、四苦八苦することがあります。一度つまずいた時に、どうしてもイメージができてしまい、修正しにくくなるケースもあるのです。ただ、以前同じ節を、別の箇...続きを読む

2019年02月23日舞台のこと

本日は5年に1度の小山の公演でした。小山には「小山安犬」(おやまやすいぬ)という、復曲した能があります。小山氏を題材とした物語で、現在物です。親子の情愛、武士の心意気といったものを折り込み、展開の早い、見るに飽きさせない曲となっています。上演時間も1時間に足らず、普段能を見ない方にご覧頂くにも、とても見易く良い曲だと思います。 鑑賞の方も活発で、この度は定員1,200名のところ、2,500名の...続きを読む

2019年02月22日コラム

今日はお休みをいただきました。せっかくの好天なので、何処かへ繰り出すには絶好の日でしたね。近所を歩くだけでも、気持ち良かったです。 時間のある時でないとできない仕事も有りまして、今日はゆっくり時間を掛けて致しました。 稽古場は杉ながら板張りです。ここの手入れ兼、掃除のために使っているのが、ぬかを炒ったものです。これを布の袋にいれて、板の上を押し歩きます。掃除はもとより、板に艶と舞うときの滑ら...続きを読む

2019年02月21日お稽古のこと

今日は蓮田市慶福寺のお稽古日でした。日中は気温がだいぶ上がるようになりまして、ありがたいことです。境内の垂れ桜は、少しずつ春を感じ始めているようで、今年の春も楽しみになります。 前回の謡のお稽古で、随分手こずった方がいらっしゃいました。順調に行くときは、快調に進みますが、つまずきますと、一苦労となります。 今日はどうかな?と思いながら進め、いよいよその箇所に、ちょっとドキドキしながら聞いて...続きを読む

2019年02月20日コラム

都民劇場の本公演が無事に済みました。平日の夜ながら見所(客席)は、ほぼ満席の状態でした。 狂言の「萩大名」には、人間国宝の野村萬先生、能「鉢木」の地頭にも人間国宝の梅若実先生、後見には観世喜之師、シテは観世喜正師と大変豪華な顔ぶれの公演でしたので、ご来場のお客様が大勢なことも、うなずけます。 「鉢木」は場面転換がハッキリしていて、情景もわかりやすい曲なので、ご覧いただくにも親しみやすい曲だと...続きを読む

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