Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2019年01月22日お稽古のこと

「はじめの一歩」は、文字通り初めて能楽のお稽古をする方のための、お稽古方法としてのご提案です。時間を1年間と区切り、基本技術の習得を目指します。1年経って卒業しますと、グループなり個人なり、自身の希望に応じたお稽古場で、続けていただけます。 1年と申しますのは、長いような、短いような、半年過ぎた頃はやっと半分と思うものの、1年が経とうかという頃は、もう1年か、と思うものです。 この度も、...続きを読む

2019年01月21日コラム

好天の宇部から戻りまして、東京でお稽古です。時間の節約のしすぎで、スケジュールがタイトになりすぎました。結果、お弟子さんにもご迷惑を掛けてしまい、反省です。 宇部では、秋の発表会の日程が決まりました。期待と不安が同居しますのは、どこのお稽古場でも、同じことですね。この機会に、達成感と満足感を、ぜひとも得て頂きたいと思います。 毎月のお稽古は、とても楽しく進んでおります。この雰囲気を大切に保...続きを読む

2019年01月20日お稽古のこと

山口県の宇部にやって参りました。空港に着いた時は雨上がりで、地面はまだ濡れていました。空はどんより雲っていましたので、宇部に来るようになって初の雨か、と思っておりました。ところが昼前から明るくなり、気付けば日中は太陽が眩しい、青空になりました。 今日は時間にゆとりが有りましたので、こちらでお稽古を始めるきっかけとなった、古民家カフェ「かまたの恵」さんに立ち寄りました。7段飾り豪華雛壇に出迎えら...続きを読む

2019年01月19日舞台のこと

 今日は毎年恒例になっています、府中の芸術劇場の公演でした。午前、午後の公演ながら、午前、午後とほぼ満席という盛況振り、喜ばしいことです。  演目は狂言「蝸牛」、能「国栖」さらに、解説には葛西聖司氏という、スペシャルゲストも加わります。見て、聞いて、楽しめる催しとなっているわけですね。  「国栖」は壬申の乱をモチーフにした曲です。大海人皇子に扮した子方が、舞台上で舟の作り物に隠れるなど、劇的な...続きを読む

2019年01月18日コラム

 今朝は若竹会(非公開の稽古会)の、稽古能前の総稽古がありました。曲は「阿漕」、シテは永島充、私は地頭を勤めさせていただきました。  「阿漕」は全体像をシテとよく申し合わせていかないと、まとまりが悪くなり、なかなか難しい曲です。地謡をまとめる私の力不足もありますが、初同は具合が悪かったですねー、残念です!ここの具合が良いと、一曲が俄然引き立ちます。最初の勝負所ですね。  「阿漕」は通好みの曲な...続きを読む

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