Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2023年05月27日舞台のこと

 本日は国立能楽堂で、外国人向けの公演がありました。公演のパンフレットも多彩な言語で解説されていまた。英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、日本語と実に6カ国語で、書かれていました。最初の解説は英語、いや〜いよいよ世界の能になってきた気がします。  曲は「邯鄲」(かんたん)、場面転換がハッキリしていますので、外国の方にご覧いただくにもよかったのではないでしょうか。  終演後、急いで移動...続きを読む

2023年05月26日舞台のこと

 今日は午前中に、日曜日の緑泉会の申し合わせがありました。この会は目黒の喜多能楽堂で開催しておりましたが、喜多の舞台が改修工事に入ったため、矢来能楽堂に移っての開催です。私にとりましては、慣れたホーム舞台ですから、大変有り難いです。  曲は「草子洗小町」(そうしあらいこまち)、シテは坂真太郎氏です。小野小町、紀貫之、大伴黒主など、名だたる和歌の名手が、帝の御前で歌を競う、完全なフィクションです。...続きを読む

2023年05月25日お稽古のこと

 雲が多めの空ながら、予報では雨の心配はないとのことで、傘を持たずに出掛けました。予報通りでしたね!今日は蓮田市慶福寺でのお稽古でした。  先日高松の受験生の事を書きましたが、こちらにも一人います。7月16日㈯が、東京でのゆかた会です。毎年出演しているのですが、今年は模試の日と合ってしまったそうです。学校の先生に確認したところ、模試を受けるようにとのことだったそうで、今年は残念ながらゆかた会は欠...続きを読む

2023年05月24日コラム

 今日は昨日の気温と雨がウソのように晴れ、日中は気温も上がりました。大型の台風2号が、気になるところで、被害をもたらさないでくれることを願います。  今日は埼玉県与野での講座、「朝長」の4回目になります。かつて傳(めのと)であった僧の、弔いがはじまりました。「観音懴法」(かんのんせんぼう)で弔われるのですが、謡の詞章では朝長が尊んだと、されています。  能では「懴法」(せんぼう)という、小書(...続きを読む

2023年05月23日お稽古のこと

 昨日は若竹会の稽古能が済んでから、四国の高松に飛びました。蓮田にも一人受験生がいますが、こちらにも一人います。塾の合間に稽古に来るので、今回は稽古が終わってから、塾へ直行だったようです。大変ですが、青春ですね~!同じ年頃で戦に出た、平敦盛(たいらのあつもり)の仕舞を、稽古中です。同世代の主人公の物語、なにか響くものがあるといいです。  高松は7月に発表会をしますので、今回はその番組を皆さんにお...続きを読む

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