Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2023年01月24日コラム

 朝一番で東京に戻りました。ありがたいことに、移動の途中は雨や雪にあうこともなく、たすかりました。  日中の自宅でのお稽古は、陽射しもあり平和でしたが、夜のお稽古に出掛けるときは、風の強いこと。お稽古が終わって外へ出ますと、風は強さを一段と増し、歩いていても背中を押されるようでした。これが向かい風でなかったのは、不幸中の幸いといえましょう。物騒な寒波がやってきているようで、被害が出ないことを切に...続きを読む

2023年01月24日お稽古のこと

 遅刻しました!  今日は高松に参りました。こちらも気温は低いそうで、寒いです。明日は雪か、といった具合で帰れなくなると困りますねー😅。お稽古場は暖房がしっかり入りますので、寒さを感じる暇はありませんが、外へ出ると身にしみます。  本日はお休みもなく、全員集合でこの寒い時期としましては、優秀なお稽古日でした。小学生でお稽古をはじめた子は、あっという間に私の背を越し、来春は高校受験とのこと、早い...続きを読む

2023年01月22日舞台のこと

 今日は目黒の喜多能楽堂で、緑泉会がありました。次回4月の時は、改修工事に入っているため、矢来能楽堂での公演となります。こちらは、素晴らしく上質なヒノキを舞台に使用していて、とても良い舞台です。メンテナンスが済んで、また伺わせていただくのを楽しみにしたいと思います。  本日は初番能「巻絹」(まきぎぬ)シテ鈴木啓吾氏、トメ「国栖」(くず)シテ坂真太郎氏でした。  私は「国栖」の後見と「知章」の仕...続きを読む

2023年01月21日舞台のこと

 本日は中野ZEROで、新春の恒例公演でした。狂言は「茸」(くさびら)野村萬斎氏、能は「鞍馬天狗」(くらまてんぐ)小島英明氏でした。  「茸」は増えていくキノコの役に、「鞍馬天狗」は花見の稚児の役に、中野区の子供たちが参加しました。リハーサルから本番まで、長い一日になったことと思いますが、なかなかできない体験をして、よい経験になったと思います。将来日本の伝統、文化芸能に興味を持ってくれることを願...続きを読む

2023年01月20日舞台のこと

 暦の上では大寒ですが、ポカポカ陽気の日になりました。ありがたいのですが、この調子でいいのだろうかと、少し心配になります。  今日は日曜日の緑泉会の申し合わせがありました。能「巻絹」(まきぎぬ)鈴木啓吾氏、もう一番は「国栖」(くず)坂真太郎氏でした。  私は「国栖」の後見と、「知章」(ともあきら)の仕舞を勤めさせていただきます。  知章は平知盛(たいらのとももり)の子息で、一の谷の合戦で父知...続きを読む

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