Hana奥川恒治が綴る日々のblog

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2019年06月08日舞台のこと

白石蔵王にあります、碧水園能楽堂にて、小島英明氏の公演がありました。曲は「隅田川」、年中さんになって、とてもお姉さんらしくなってきた、長女ちゃんとの共演でした。 元気一杯、可愛らしいお嬢ちゃまです。小島氏は父親として気が気ではないようですが、その気持ちよくわかります。 子供が子方で舞台に出ますと、親としては辛いものがあります、心配の種ですからね。自分の舞台で、精一杯なところに加えて、子供の...続きを読む

2019年06月07日舞台のこと

6月九皐会の申し合わせが済みました。今月の能は、「通盛」弘田裕一氏、「雲雀山」坂真太郎氏です。  平通盛は武将としてと言うよりも、奥さんの小宰相の局との、大恋愛が有名です。一ノ谷の合戦にも同行させ、別れを惜しんだ件も、曲中に出て参ります。自身の最期を語り、弔いを頼んで消えていくところは、修羅物らしい作りです。  「雲雀山」は当麻寺の曼陀羅を織った、中将姫の幼少期の話です。人の讒言を真に受けた父...続きを読む

2019年06月06日お稽古のこと

晴れると夏になりますね、やっと衣更えながら、一足飛びな感じです。 蓮田市慶福寺にお稽古にやって来る小学生、稽古の日は朝起きると、「今日は能の稽古の日?」と、お母さんに聞くのだそうです。 仕舞のお稽古中も、楽しいのか嬉しいのか、ニコニコしています。ついつい、こちらもつられてしまいますね。 始めのご挨拶の間際までお話しして、終わりのご挨拶が済むと、また話し始めます。背はだいぶ伸びてきました...続きを読む

2019年06月05日コラム

本日はこのところ時間を掛けて、準備して参りました、日本外国語専門学校の鑑賞会でした。2時間という限られた時間で、能楽を一通り体験、鑑賞できるプログラムを致しました。 外国語専門学校の学生さんですから、将来的に海外の方と関わりを持つ機会も、有ることと思います。自国の文化を知らないと、海外では困る場面もあるようです。本日は能楽のことを、ぜひ理解していただき、そんな思いをしないようにしていただきた...続きを読む

2019年06月04日お稽古のこと

今日は一日お弟子さんの、お稽古日になりました。梅雨前の湿った暑さ、着物で稽古する身としましては なかなか厳しいものがあります。着物も洋服のように気温に合わせて、自由に選べるようになるといいですね。以前とは、気候も随分変わっているようですし。 来月にゆかた会を控え、皆さん気合いが入って参りました。自主練習を随分されているようで、稽古の段階で成果が出始めています。いいですね。こちらも、応えて更に...続きを読む

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